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女性に向けて書かれた森の本
- 2010/07/09(Fri) -
                         (Please click this photograph)
                 856-1.jpg
                                 
                                森の実り
 本屋を徘徊中に帯に記された言葉が目に飛び込んできた。 「パンプスを縫いで森へ行こう!」 「読むだけで深呼吸できる、女性のためのヴィジュアル・エッセイ。」 そう書かれていて・・・女性に向けて書かれた本だとわかった。 手にとってパラパラめくってみると・・・さすがにヴィジュアル・エッセイというだけあって使われている写真がなかなか素敵で。。。 私は男であり、もちろんパンプスもはかないが(笑)・・・この本を読んでみることにした。


                  856-0.jpg

                          『森へ行く日』 光野 桃 著


 載せられている写真の美しさもさることながら・・・著者の光野さんが実際に歩いたお気に入りの森の数々が紹介されていて・・・ほとんどは行ったことのない森なのだが、私も歩いてみたくなるような気持ちになりながら読み進んだ。

 紹介されている森は、「日帰りの森」と「少し遠くの森」とに分けられており・・・日帰りでの森歩きと森を歩き楽しみと共に特色ある宿の紹介なども読んでいて楽しめた。
 私の好きな 赤沢自然休養林 も光野さんのお気に入りの森として「少し遠くの森」で紹介されていたのが嬉しかったりした。


             856-2.jpg


 それぞれの森の紹介も楽しく読めたが・・・森や山歩きが好きな私としても様々な気付きを与えてもらえた。。。

 例えば・・・『世に雑草という名の草無し』・・・この言葉など ハッ とさせられた。。。 確かにそうだね。。。 ひとくくりに雑草と言ってしまうが・・・それは人が植えた作物や花を大切にする観点からみればそうなのかもしれないが・・・雑草と呼ばれる草たも森や山ではそれぞれの役割を持って生きているってこともあるんだよね。

 本文にこんな記述がある・・・


 名著『ジーンとともに』の作者である加藤幸子氏が、桜ばかりを大事にし、雑草には見向きもしない日本人の、繊細というより狭い自然観について憤っておられるのをなにかで読んだことがあるが、その通りだろう。
                                                       (『森へ行く日』本文より)



 なんだか思わず唸ってしまうような記述だった。。。 確かにそうだよね。 もちろん桜や美しい花を愛でる心も大切だが、名も知らない草の花にも目を向けることのできる心も持ち合わせていてこそ繊細だと言えるんだろうと思った。。。 



 また、森の紹介の合間に載せられているショート・エッセイもなかなか味わい深いものだった。 おにぎりと神話との関係の話しなども面白かったが・・・「男は山に置いてみよ」という一文もなかなか興味深く。。。


 ・・・。男は山にあるとき、本質がわかる。一番素敵なのは生きる力に満ち、サバイバル能力が高く、自然と響き合えるひと。一方、女は森に行くとみな可愛らしくなる。女には、自然の大きな手で愛撫され、少女に戻る時間が必要なのだろう。
                                                       (『森へ行く日』本文より)



 私はどうだ? 森にある時に生きる力に満ちているだろうか・・・? どうにも怪しげではあるが・・・せめて森や山の中にある時、活き活きしていて出来れば楽しそうに見えたらいいなぁ・・・。 いかにも森に不釣合いに見えなければいいなぁ・・・とは思うかな。。。


 こうして森の本を出した光野さんだが・・・今でも仕事では 都会の女 であり、ましてや山や森を歩くようになったのは50歳を過ぎてからだという。。。 そう考えれば誰でもいつからでも森や山に親しむ習慣が持てようというものだ。
 そして・・・自分のお気に入りの山や森、そして里山という自然と親しむフィールドを持つことって・・・そういう場所を全く持たない人生に比べると・・・心の在り方において何かがきっと違う。。。そう思えてならない。


 最期に・・・この本を読んだことによって、これから山間に行った時に山を眺めることが、これまで以上に楽しみとなるだろう一言を紹介したいと。。。 きっとそういう山との 縁 ってあると思う。。。

 
                                   遠くから眺めて

                                    あたたかく

                                  包み込まれるような

                                    気がしたら

                                  その山とは相性がいい

                                 (『森へ行く日』本文より)


             856-3.jpg

 

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コメント
- 女性のために -

とか謳ってる本は読む気にはなれないのですが、
光野桃の本いただいて読んだことがあり、感性は好きな人で
ここでSeionさんのお薦めもあり読んでみたくなっています。

でもいいところを抜粋されてるのでもう読まなくてもいいかしら~、なんてねっ!・・・笑
2010/07/10 19:28  | URL | ヘルブラウ #OiQFw5LI[ 編集] |  ▲ top

- ヘルブラウさんへ -

なんとなく。。。どことなく。。。
光野桃さんの感性とヘルさんの感性・・・通ずるところがあるような・・・そんな気がしますよ!
だからヘルさんが “感性は好きな人で” と仰るの・・・頷けてしまいました!

いやいや・・・ヘルさんなりの感性で光野桃さんの森ガイドを読んでみていただきたく。。。
ドイツにもいい森はたくさんあるでしょうね!
2010/07/10 23:06  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- -

「男は山においてみよ」ww
なんだか判りますね~^^
毎年の恒例の家族キャンプ
その時ばかりは 主人はまるで頼もしく思え
たぶん主人の目には少しはわたしも可愛くみえたのではないかと(笑
こころの里山作り。。。 是非 広げていきたいものです^^
2010/07/13 00:27  | URL | なっち♪ #-[ 編集] |  ▲ top

- なっち♪さんへ -

なっち♪さんの旦那さん・・・アウトドアで頼もしく見えるんですね!
じゃ、光野さんの男論でも 合格! になりそうですね。(^^)

そして・・・なっち♪さんは、さぞや可愛い 森の少女 ぶりかと・・・勝手にあれこれ想像してしまいました~!
2010/07/13 01:41  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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