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巷に雨が降るごとく・・・
- 2010/06/26(Sat) -
                         (Please click this photograph)
                 845-1.jpg

                               雨中の紫陽花
             845-2.jpg


 今日、終日雨となった。 梅雨なんだからこういう日もあるよね。 出かけたついでに小雨になったのを見はからって小雨降る光景を撮り歩きしてみた。。。

 しとしとと降る雨の光景を眺めているとつい脳裏に浮かぶ詩の一説がある。 それは、向田邦子さん脚本でドラマになった物語の映画化 『あ・うん』  の中で使われた詩の冒頭の一節だ。 この映画・・・私の好きな日本映画の一つ(いやぁ・・・健さん、とにかくかっこ良かったなぁ。。。)であり、その詩の一節がとても印象的だったので、映画を観た後でその詩を自分で調べた・・・。

 映画で使われた(オリジナルのドラマで使われていたのかどうかは私は知らないが・・・)その詩の冒頭の一説は・・・“巷に雨の降るごとく わが心にも涙ぞ降る。” というものだ。


     845-3.jpg


                       無言の恋歌 / ポール・ヴェルレーヌ


                           巷に雨の降るごとく
                           わが心にも涙ぞ降る。
                           かくも心ににじみ入る
                           このかなしみは何やらん?

                           やるせなき心のために
                           おお、雨の歌よ!
                           やさしき雨の響きは
                           地上にも屋上にも!

                           消えも入りなん心の奥に
                           ゆえなきに雨に涙す。
                           何事ぞ!  裏切りもなきにあらずや?
                           この喪そのゆえの知られず。

                           ゆえしれぬかなしみぞ
                           げにこよなくも堪えがたし。
                           恋もなく恨みもなきに
                           わが心かくもかなし。



             845-4.jpg


 もともとオリジナルの脚本にあったものならば・・・向田さんにとって思い入れのある詩なのだろうか・・・? それとも映画化されるにあたって使われることになったのだろうか・・・?

 心の中で流す涙を雨にたとえることから始まるこの詩・・・さすがに豪雨のような雨では思い浮かべたりはしないが・・・今夕のようにポソポソと雨降る中を歩いている時に ふと 思い出すことがある。

 心の中に降る雨・・・。 大丈夫! 実際に天から地上に降る雨と同様・・・ずっと降り続く事はない。 梅雨のようにしばらく降り続く事はあっても・・・必ず梅雨は明け、長雨の季節は去る。。。 そして青空が続くようになっていくから。。。 心の中の梅雨明け・・・必ず来るから。 そう思えば、しばしの間心の中に降る雨にも耐えられるってものだよね。

 ところで、 『あ・うん』 のことだが・・・まだ完結していなかったとのことだ。 実は向田さん、放映されたドラマの続きを大人の恋のストーリーとして考えていたとのこと。。。 そのストーリー・・・飛行機の事故によって亡くなった向田さんの心の中に仕舞われたままの幻のストーリーとなってしまった。。。 あまりにも惜しい・・・。 映画の続きの物語にも触れてみたかった。。。


             845-5.jpg


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コメント
- 「やまない雨はない」 -

気象キャスターの倉島厚さんの著書。 そして「あなたの傘になりたい」が、倉島さんのプロポーズの言葉だとか。。。 記事の「心の中で降る雨」で思い出しました。

かっこ良い健さん・・・ケンさんと言えば、もう一人、Seionさんが好きな謙さんの映画「インセプション」、公開間近で宣伝してますね~。
2010/07/21 22:05  | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

なーるほど。。。
素敵なプロポーズの言葉ですね!
女性側から 「あなたという傘に入りたい」という逆アプローチもあったりして。(笑)

あの映画はスルーです。
なんでだかディカプリオの映画はどうも観る気がしなくて。。。(⌒▽⌒;
2010/07/21 23:09  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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