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18年間で16度会った女性・・・
- 2010/06/07(Mon) -
                         (Please click this photograph)
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                       その女(ひと)は白百合のような・・・?

 心身ともに多忙な週末から週の始まりとなったが・・・Seionとても元気に過ごしてます。 いい気分を行動する活力に転換していける状態って・・・悪くないと実感できる。 前向き発想の効用といったところか???

 ところで・・・なんとも思わせぶりなタイトルにしてしまったが。。。  実は最近読んだ本を紹介しようと思って・・・。


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                        『スカーペッタ』 パトリシア・コンウェル 著



 翻訳版第一作 『検屍官』 から18年で16作目の 『スカーペッタ』 だ。 なんと・・・前作 『異邦人』 は・・・私のブログで紹介した最初の読んだ本だった。。。 (- 2008/02/18(Mon) -「検死官シリーズ15作目『異邦人』参照」

 不覚だった。。。 昨年末に新作が刊行されていたのに・・・気付かなかった。 前作の 『異邦人』 の時も気付かずに・・・人に教えてもらって知ったのだが・・・今回は書店で自力で発見した。 でかした!(笑)

 前作でケイ・スカーペッタへの想いを思いがけない形で暴発させたマリーノはどうなるのか・・・? そのマリーノの行動が最初は不倫関係から始まり、ようやく思いを実らせて結婚という形にこぎつけたケイとベントンの二人の関係に影を落とす。。。 そして、母以上に叔母を慕うケイの姪、ルーシーは、子供の頃に様々なことを教わったマリーノをどう思っているのか。。。 愛する叔母を辱めるような行動をとったマリーノを許せるのか・・・? と、これまでケイ・スカーペッタと周囲の人間関係を見つめてきた読者としては “コーンウェルは一体ケイをどうしようと言うのだ・・・?” “お願いだから・・・ケイとベントンに心穏やかな生活をさせてやって欲しい・・・” などと、実に様々な思いを抱きながら読み進むことになる本作。。。 
 敵なる人物は、ケイ、ベントン、ルーシー、マリーノというチームに相対するにはいかにも役不足感は否めないが・・・。 それでもケイ・スカーペッタの名 『スカーペッタ』 をタイトルにした本書であるだけに・・・コーンウェルなりに長年の読者にそれなりの回答を提示してくれたように思う。
 また、本作には “かなりエロい” という感想もあるようだ。。。 かつて様々な犯罪者の倒錯した性的志向性は本作の中で語られてきたが・・・本作はパートナーとのSEXの中でのプレーとしての嗜好性もかなり寛容に描かれているような気がして・・・そのあたりが “エロい” というニュアンスとなったか? あるいは、原作者のコーンウェルにSEXに対しての認識の変化でもあったか・・・? と、そんなことも思わないでもない。


 ところで・・・ついに、ついに・・・この検死官シリーズの映画化が決まったとのニュースが流されている。 これまでケイ・スカーペッタを演じる女優としてデミ・ムーア、ジョディ・フォスター、ニコール・キッドマンなど様々な名がとりだたされてはきたものの・・・なかなか実現には至らなかったのだが。。。 なんと、なんと・・・アンジーがケイ・スカーペッタを演じることに決定し、今秋からの撮影が決まっているとのこと。。。 なんでも一部のファンからはアンジーはケイのイメージではないと反発もあるようだが・・・原作者のコーンウェルは、ケイを演じることを願い出たアンジーと実際に会って、アンジーがケイを演じることに賛同したとも言われている。。。 
 私自身もアンジーがケイを演じると知った時には少なからず驚いたが・・・そこはアンジーファンな私のこと・・・アンジーのケイ・スカーペッタを観てみたいものだと楽しみな気持ちの方が勝ったわけで・・・。
 そうなるとルーシーは誰が演じるのか?ベントンは?マリーノは?と・・・読者としてはキャストにも興味が尽きない。
 実は・・・検死官シリーズのファンの間ではケイのイメージが原作者のコーンウェルに重なると感じている人が多いってことも・・・これもまた事実ではあるのだが。。。

 アンジーと言えば、先日 『グリーン・ゾーン』を観に行ったとき、今夏公開の彼女の新作 『ソルト』 の紹介フィルムが流れたが・・・これがまた面白そうな映画で・・・絶対に観なきゃ!と思っている。

 
 長年の検死官シリーズの読者はすぐに気付かれたことだろうが・・・前作まで検死官シリーズを一環して訳してきた相原真理子さんから翻訳が池田真紀子さんに代わった。。。 気になって調べてみたら・・・相原真理子さん、本年1月29日に逝去されていた。。。 翻訳本の出版にはコーンウェルは当初から神経質になっており、相原さんと実際に会って翻訳を任せることにしたという話しも聞いたことがある。 そういう意味で・・・日本における検死官シリーズのヒットは相原さんの翻訳に負うところも大であったと思うし・・・日本語版の検死官シリーズはコーンウェルと相原さんの合作だと言っても過言ではない。。。 そう思えるほどにとても読みやすく、時として翻訳本にありがちな読みづらいような表現もなく・・・とても流暢な言葉の流れは、このシリーズの持つ独特の緊張感を損ねることがなかったと思う。 女流作家が原作を書き、女性が翻訳する魅力的な女性検死官ケイ・スカーペッタの物語・・・これからは池田さんが相原さんの偉業を引き継ぐ。。。 相原真理子さんのご冥福をお祈りいたします・・・。

 さて・・・この記事に何故白百合なのか??? ケイ・スカーペッタはとても魅力的で美貌の持ち主ではあるのだが・・・決して派手ではなく目立つようなことを好まない。。。 花の色に例えるなら・・・色は白が似合うと思う。 が・・・決して薔薇のようなゴージャス感も棘もない。。。 ケイに棘があるとするならば・・・往々にしてそれはストイックに自らの心の内に向ってしまうので・・・読む者としてはそんなケイの姿が痛々しくもある。。。 目立とうと思わずとも咲けばその気品と美しさに否応なく目を惹かれることになる白い百合などケイのイメージに合うのではないか・・・私はそう考えたりした。。。

 さてさて・・・ケイ・スカーペッタとの17度目の出会いは・・・本作の次回作が先か・・・? あるいはスクリーンでの新たな出会いが先か・・・? いずれにしてもとても楽しみだ。


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コメント
- 花粉が。。。 -

真っ白な花弁に落ちた花粉が、百合の雰囲気を更に高めているような感じがします。

百合って、三角形が二つ重なった花弁と、6本の雄しべと・・・安定した形状をしたお花だったんですね。 百合でイメージするのは、ゴージャスで形もそれぞれ違って、どれも個性的に咲いているというような感じだったのですが・・・どうも、真逆みたいで・・・どこで作られたイメージだったのでしょう。。。
2010/06/22 23:26  | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

白い百合は落ちた花粉がよーくわかりますよね。
それもどこか艶っぽく感じられ。。。

花弁の安定感のある形も百合の花の美しさの要因かな?
それだけに実は花弁に芯のある花だとも言えるのでしょうね。
2010/06/23 12:04  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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