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里山の森の中の春紫苑の花畑
- 2010/04/26(Mon) -
                          (Please click this photograph)
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                               春紫苑咲く野
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 日曜日・・・前日の土曜日同様とても気持ち良く晴れた。 こんな気持ちの良い日に出掛けないわけにはいかない。 午後から意気揚々とお出掛けだ。 まずは・・・ちょっと前に見かけて気になっていたお店に。。。 そのお店は自宅の一部を改造して 「手作りケーキ」 という看板を掲げたお店だ。 店頭でケーキを選び、三席あるカフェスペースでイートインが出来る。 どうやらコックさんの格好をした娘さんがパテシエさんでお母さんが店頭やレジ担当で母娘のお二人で営んでいらっしゃるようだ。 お母さんなのか娘さんなのか・・・カエルさんがお好きなようで・・・店内のあちらこちらに様々なカエルの置物やらカワイイカエルさんがいたりする。


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 私はモンブランを、同行者はイチゴのタルトをお願いした。 すると・・・このようにプレートにちょっとしたデコレートを施し、コックさん姿のパテシエさんがそれはもう笑顔の中に顔があるのかと思えるほどの素敵な笑顔でケーキを運んできてくれた。 店の入り口が見える席に座ったからよく見えたのだが・・・この向日葵のような笑顔のパテシエさん・・・赤ちゃんを抱っこしたお母さんがケーキをテイクアウトするときなど、お母さんは赤ちゃんを抱っこしているので、お母さんお買い上げのケーキを持ってそのお母さんの車まで持っていってあげた上、赤ちゃん用のお菓子のようなものまで赤ちゃんに手渡していた。 顔中笑顔のような素敵な笑顔で。。。 そんなパテシエさんが作ったケーキだから美味しくないはずはない。 必要以上に甘くなく・・・美味しいケーキだった。 また一つ “立ち寄りたくなるお店” の開拓に成功だ。


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 さぁ・・・美味しいモノ食べたらその分だけ体動かさなきゃ・・・ってことで、お気に入りの里山歩きを。。。 歩き出したらすぐに目についた蜂の巣箱。 写真ではわからないと思うが・・・巣箱の周りには無数のミツバチが飛び交う。。。 写真を撮っている間にも私たちの後方から花の蜜を収穫した働き者のミツバチが巣箱目指してどんどん飛んでいく。。。 後からここを管理する自然保護観察員の人に聞いたら・・・この巣箱とミツバチたち・・・来週には千葉県へ移動するとの事だ。 


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 こんな光景が! 樹上でお昼寝するカエル君。 羨ましくなるくらいにすっごく気持ち良さそうだった。。。(笑) ケーキを食べたお店でも様々なカエル君を見かけたが・・・こちらのカエル君は 生きたカエル君 だ。


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 里山の野も春爛漫・・・様々な野の花が咲いている。。。 ほんの一ヶ月くらい前まで枯れ草が目立っていた野とは思えないくらいだ。


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 ケシの花。。。 自生しているのだから問題は無いのだが・・・栽培したら大変なことになる。(笑) しかし・・・花は綺麗なのにね。。。


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 水辺に咲く藤の花。。。 というか、この藤の木、水の中に根を張っている。。。 手入れされた藤棚に咲く藤も綺麗だが・・・こうして山に咲く藤の姿は、この木本来の姿、本来の花の咲かせ方を見られて・・・これはこれで美しいと思う。


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 水辺の藤をしばし眺め・・・ゆるゆると歩いて里山の森の中へと足を向けていく。。。


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 歩く道脇を流れる水の流れる チロチロ、チョロチョロ という水音もとても心地良く。。。


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 歩いて行く道の脇には小さな野の花が咲き乱れ・・・いかにも春を感じさせてくれる。。。


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 やがて・・・森の中の開けた場所に着くと・・・そこは 春紫苑の花畑 となっていた。 道脇などで普通に見かける野の花、春紫苑。 これだけ群れ咲くとそれはそれで素敵な光景だと感じられ。。。 春紫苑の花の影に・・・草の中に・・・小さな妖精でも隠れていそうな・・・そんな光景だった。。。


 そんな春紫苑咲き乱れる光景・・・この歌を聴きながら眺めていただければ幸い哉・・・。


          


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 里山の野に森に咲く様々な花を眺めながらのゆるゆる散歩・・・森から出てきて田んぼに張られた水の中のおたまじゃくしを眺めていた時のことだ・・・“この田んぼ、来週の日曜日に田植えするんですよ” と声を掛けられた。


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 この里山一帯を管理する施設の自然保護観察員の人だった。 その人とは以前にも越冬する鴨のこととか何度か話したことがある。 その人の話しによると・・・今年愛知県で開催されるCOP10関連イベントの会場としてこの里山地域も選定(そうなるのではないかと・・・実は私は思っていた)されていて・・・オカリナ奏者の野外コンサート(これには絶対に来ようと聞いた瞬間思った!)とか様々なイベントが予定されており・・・この田んぼでの田植えもそのイベントの一環で一般の人達に参加してもらって田植えから収穫まで行ってもらってここで出来たお米を食べてもらうとの事。。。 そのためにすでに田植え準備を終えて田の中の土を落ち着かせるために水を張って寝かせてあるのだが・・・時々モグラが田んぼの中の土を掘って水が抜けてしまうので見回っているとの事。。。 この田んぼの水は用水とかを一切使わずに、この里山の背後の山の湧き水だけを利用して米作りを行うのだそうだ。 その山は200m足らずの低山だが、山頂からこの田んぼの間には民家は一軒も無く・・・その湧き水で作ったお米のおいしいこと!と・・・自然保護観察員さんはいかにも誇らしげだ。 “お二人も参加してみませんか?” と、自然保護観察員さん。。。 そして、“ 稲刈りして収穫した後にご主人がついたお餅を食べたら、奥さん、美味しいですよ~!” と。。。 ご主人じゃないし~と思っていると・・・奥さんにされた同行者、大乗り気で “やろうよ!やろうよ!” と。。。(苦笑)
 その後、その自然保護観察員さんと様々立ち話を。。。 先日受講した里山に関する講義のことを話せば “私もその講習聞いてましたよ!” と自然保護観察員さん。 “いやぁ~紙芝居も良かったですね~黄金バットとごんぎつね!” などとますます話しは盛り上がり。。。 やがて・・・“結構自然とかに興味をお持ちのようですから・・・どうですか愛知県の自然保護観察員講習を受けられたら!” とその人の口から予期せぬ提案が。。。 “8月くらいに募集要項が発表されると思いますから・・・ご夫婦でぜひ!” と。。。 夫婦じゃないしぃ~ と思っていると。。。 “まず今年、愛知県の自然保護観察員になって・・・今年は京都だと思ったですが、来年は国の自然保護観察員の講習が愛知県で受けられるので、そしたら今度は国の方を受講されたらいかがですか?” と熱心に。 いや・・・聞いているうちにちょっとその気になってきた私。。。 同行者も “いいじゃない!おもしろそうじゃない!” といやに興味津々で。。。 この人かつては絵に書いたような 街の女性 でインドア派だったのに・・・変わったもんだなぁ~とあらためて。。。 そうなんだよね。。。 人間、性格や気質はそうそう変えられるもんじゃないけど・・・その気になればライフスタイルくらいは変えられるんだから。 かく言う私自身も・・・かつては夜のネオンの森を徘徊していた時期もあったのだが・・・今は、本物の森の中を歩くのが楽しくなっているわけで。。。(笑)

 県の、そして国の自然保護観察員のこと・・・ちょっとマジに考えてみようと思っている。

 その自然保護観察員さん・・・私、今から施設に帰りますから車に戻る前にお立ち寄り下さい。 田植えの参加名簿への署名をお願いします。 と、そう言い残して作業用の軽トラで立ち去った。。。
 私たちが施設の前に辿り着けば・・・その自然保護観察員さん、なんと施設の外の木のテーブルの上に田植え参加申し込みの記入名簿を広げて待ち構え・・・いや、待っていてくれるではないか・・・。 こりゃ・・・参加せねばならぬなぁ~と・・・私と同行者の名を記載。。。 ただし、すっかり私たちを夫婦だと思い込んで散々話しをした自然保護観察員さんに余計な気を遣わせぬよう・・・夫婦のフリで記入したが・・・(笑)
 
 かくして・・・Srion、今度の日曜日に田植えをすることに。。。(苦笑) なんだか・・・泥だらけになるような・・・嫌な予感がするのではあるが・・・(汗)


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 最近特に思っていることがある。 かつて記事で紹介した浅田次郎さんの痛快エッセイ(- 2009/06/06(Sat) -「辛辣な言葉が心地良い一冊」) で浅田氏が語っているように “花の名を持ち出してもちんぷんかんぷんな人をとたんに信用できなくなる” というほどに極端な事は思わないが・・・。 主観的に見れば、野や山を歩いて花の名やその花について語る言葉を持てることと持てないこと・・・また、客観的に見れば、そのように野や山の花に目を向ける心を持ち、その花の美しさを自分なりの言葉で言い表しながら人と時を共有する人生とそういうことの無い人生・・・。 自分自身も前者でありたいし、前者のような人と野や山を歩く時を持てるという人生を選択したいと思う。 もちろん善し悪しの問題ではない。 人生においてはほんの些細な選択だ。 だが・・・そういった些細ながらポジティブな選択の積み重ねこそが・・・実は心楽しい人生の一助となるような気がしてならない。
 例えば・・・人は時としてダラダラ過ごしたくもなる。 ただただ家にいてダラダラ過ごすくらいなら・・・私なら野や山に出掛けて、自然の中に身を置いて青空の下でダラダラ過ごす。。。 これだってほんの些細な選択の差だ。
 例えば・・・美しい花に出会う。 その花の美しさを自分なりの言葉で口にしてみる。 言葉にして表現してみる。 言葉で誰かにその花の美しさを伝えてみようと試みる。 これだってそれを する と しない という些細な選択だ。 時に “言葉は要らない” などとサラ~リと言ってのける人に遭遇することもあるが・・・そういう人の半分以上は語るべき情報量が無い人や語るべき言葉を持たない人であると・・・実は大いに疑っている。(笑) 要は感性の問題だ。 道の脇に咲いている一輪の花に気付く目を持たない人に・・・花の美しさを自分なりの言葉にして語れるとは到底思えない。 “語らない” と “語るべき言葉を持てない” とは全く意味が違うことだ。

 古来・・・日本人は季節ごとの花に心を寄せて・・・その花を愛しい人の面影を投影したり、愛しい人と共に眺めた時を回想したりして歌を詠み・・・日本人独特の文学を確立し、世界に類を見ない膨大で繊細な言葉を生み出してきた。
 また・・・現代においても様々な美しき花に心や想い出を託して作られた歌がたくさんある。 
 それらは、皆、花の美しさを 自分なりの言葉にする ことによって生み出されて・・・人の心を動かす。。。

 イルカの 「はるじょおん ひめひょおん」・・・パーキンソン病を発症して20年に及ぶ闘病の末、3年前に無くなったご主人に捧げるべく作られた歌だ。 亡きご主人を春紫苑に例え・・・春紫苑の後を追って咲く姫女苑を自らに例えたとすれば・・・なんとも切ない心情をも織り込んだラブソングではないか。。。
 実は私はこの歌のことを知らなかった。。。 たまたま春紫苑咲く里山の野を “なんか綺麗だね~” と眺めている時に同行者がふと “イルカが無くなった旦那さんのために春紫苑と姫女苑に例えて歌を作ったんだよね。。。” と教えてくれたのだ。。。

 一輪の野の花の美しさに・・・言葉は要らない・・・などと多くの人が無感性なことを思うようであれば・・・このように聴く人の心を揺さぶるような歌が生まれようはずもない。。。

 私はこれからも・・・自分がこの目で見て “美しい!” と思った花の姿など・・・私の言葉に耳を傾けてくれる人には私なりの言葉でその美しさを精一杯伝えられる人でありたいと思う。 このブログもそんな気持ちで言葉を綴っていけたら・・・と、そう思っている。。。


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コメント
- 美味しそうなケーキ♪ -


って やっぱり まずはそっち?(笑)
特に 奥様(?笑)のだと思われるイチゴのケーキが・・・(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪

カエルさんも同化してますねぇ~(*≧m≦*)
敵もいないのか 安心しきってる・・・

最初から最後まで 全部読ませて頂きましたよ~ε-(≧o≦;)
ちょっとした小説より楽しめました~v-411

Haru.Seionさんと あの華奢で抜群のプロポーションの
(以前 お友達ご夫婦と桜の写真に写っておられた方ですよね?) 
奥様(と呼ばれし方)が 田植え・・・(@_@;)

でも 山の湧き水だけで作るお米・・
アタシもぜひ食べてみたいです~ε-(≧o≦;)
しかも
Haru.Seionさん
自然保護観察員だなんて すごい~!
もう 続きがめちゃくちゃ楽しみです~(笑)

春紫苑の花畑・・
ホントにステキですね~♪

涙なくしては聴かれないイルカの歌を聴きながら
写真でしか知らない里山に 思いを馳せました・・・
2010/04/27 19:42  | URL | りん♪ #1QanCJFs[ 編集] |  ▲ top

- りん♪さんへ -

イチゴのタルト・・・私も味見させてもらいましたが・・・美味しかったですよぉ~!(^^)v

この樹上のカエル君・・・本当に気持ち良さそうで。。。
ちょっとやそっとでは起きないような熟睡状態で・・・。
鳥に狙われないかこちらが気になってしまうほどで。。。(笑)

全部読んでいただけて嬉しいですよ♪
ねぇ。。。まさか田植えをすることになるとはね。。。我ながら意外な展開で・・・。(汗)
でも・・・この純粋湧き水で作るお米は本当に美味しいそうで・・・それは味わってみたいかな。。。
食べてみたいですか?
では、りん♪さんも田植えにおいでませ♪ 稲刈りにおいでませ♪ 一緒に美味しいお米食べませう!(V^-°)

自然保護観察員・・・まず県の研修から受講してみようかと思っています。
自然についての専門的な知識も得られるかな・・・と思って。

春紫苑の後を追うように咲く姫女苑・・・その縁を感じる花を自分たち夫婦になぞらえ・・・きっとまた会えるという気持ちを織り込んだこの歌・・・聴けば聴くほど胸を打ちますよね・・・。 春紫苑の花畑を見つけたからこそ出会えた歌です。。。
2010/04/28 00:57  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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