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Seion、環境を学ぶ!
- 2010/03/06(Sat) -
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               身近な自然環境に関する講習の合間には・・・味のある紙芝居も

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 今日、環境省が主催で・・・自然資源の持続可能な利用・管理につながる里山活用の手法・・・ということを軸にした 「里なび研修会」 という催しに参加してきた。 昨年12月から石川県、北海道、広島県、京都府、東京都、鹿児島県、愛媛県、山形県と・・・それぞれの地域の里山の現状を知り、将来計画について学ぶというこの研修会、本日の愛知県と明日の栃木県と全国10ヶ所で開催されるという催しだ。
 今年名古屋で開催されるCOP10の広報的な意味合いもあるのだが・・・自分の住む地域の身近な自然を知る機会にもなるかなと思って参加してみた。 以前 「里山・早春風景」 や 「世界に発信される 『SATOYAMA』 の発想」 という記事にも記したように 「SATOYAMAイニシアティブ」 という構想や・・・その構想による愛知県の 「ごんぎつねと共生」 できる環境ネットワーク作りという考え方に興味もあったから。


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 会場は半田市の日本福祉大学。 大学で講義を受けるなんて・・・学生時代のことだ。 ただし・・・当時私の母校はこんな綺麗なキャンパスではなかったが・・・(笑)


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 午前の部のメインは地元の知多半島で地域に根ざした自然環境に関する取り組みをしている三つの団体の代表の方々からの事例報告が。。。 これはなかなか聴き応えがあった。 行政の担当者や研究者とは違って、実際にその地域でボランタリーなフィールドワークをしている人達の 「熱意」 が確実に伝わってくる。 限られた時間の中で少しでも自分たちの活動を伝えというという話しっぷりにはとても好感を持てた。 主に子供達を対象に自然観察会をしている代表の方が質疑応答の時間に 「せっかく学校の近くにイヌノフグリが咲いていても、学校の先生がオオイヌノフグリとの違いがわかりかせんからね・・・」 と答えられていたのが印象的だった。 何も学校の先生だけの問題ではないよね。。。 親から子に伝えることの中に野の花や虫のことがたくさんあったら・・・その子が親になったら自分の子供に伝えられることも多くなる可能性は大きくなるわけだからね。。。 総じて環境の問題は・・・それが身近な里山の自然に関してであっても・・・今意識を持って出来ることからするということは・・・実は自分のためではなく、自分の子や孫が生きていく時代にダイレクトに直結していくことなんだから。。。


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 昼食時間を兼ねて・・・なんと大正生まれの90歳の現役弁士さんによる紙芝居上映が! 演目は 「黄金バット」 と 「ごんぎつね」 だ。。。 お弁当を持ってきた人は食べながら見てくださいということだったが・・・お弁当持参ではない私もついつい魅入った。 拍子木を叩いて始まる紙芝居・・・味わいがあった。 が、黄金バットの語り口は決して強そうでも無かったし、ごんぎつねの声は悪戯小僧っぽくないしわがれたものではあったが・・・(笑) 昔の子供は・・・きっとこういう弁士さんが芝居っ気たっぷりに語る紙芝居に目をキラキラ☆させて夢中になったんだろうね。。。
 私は目をキラキラ☆とはさせていなかったとは思うが・・・たぶんね・・・ついつい紙芝居に見入ってしまい、どこかに食事に行くどころか慌てて近くのコンビニに駆け込んでおにぎりをパクつくことに。。。(汗)


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 午後は大学の先生による専門的な講演がメイン。。。 驚いたのは・・・一度絶滅したと言われている知多半島のキツネが近年知多半島各地で目撃されていて・・・すでに繁殖も確認されているとのこと。 かつて知多半島の山は無数の陶器の釜を作ることで壊滅的なまでに破壊されたのだが・・・終戦直後の職の無い人への対策として行われた植林事業によって植えられた木々が生長し・・・近年はキツネが生息できるまでに里山の森が再生されてきたことが要因と考えられるとのこと。。。 一度破壊された自然は完全には元に戻せない。。。 だからといって諦めてはいけない。 元の形とは違っても人や生物と共生出来る自然環境は考えていけるはずだ。 ちょっと 「もののけ姫」 のラストを思い起こしながら知多半島のキツネの復活物語を聞いていた。


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 生態系ネットワークが専門の鷺谷先生の話しもとても興味深いもので・・・人の生活と里山の相互関係のとても微妙で絶妙なバランスに改めて唸る思いだった。 例えば・・・人が里山に入り、木を切ったり木の実を搾取したりすることは・・・里山の森にとっては確かにダメージとなる。 のだが・・・それが適度なかく乱であるならば・・・その森の中の生命力が強かったり特に適応力の高い生物のみの優先的な繁殖を妨げ、かえって里山の生物の多様さの保持に繫がるという話しなど・・・とても興味深かった。


 朝10時から午後4時までの研修・・・総じて飽くことなく話しを聞けた。 たまにはこうして自らの知的好奇心を刺激する機会もいいもんだな・・・。 そう思わせてくれる機会となったし、これから里山を歩くときの視点を少し広げてもらえることになるだろうと自認できるような気もしている。

 少し残念なのは・・・参加者の多くが私より年長者であったことかな。。。 もう少し若い年齢層の人達が聞いて、自分の子供にもそれを伝えていけると良いのだろうと思ったりした。 それと・・・若い女性の姿はチラホラと見られたが・・・関係者以外であまり若い男性の姿は見られなかったような。。。 何故なんだろう? こういうテーマって若い男性より女性のほうが興味があるのかな? それとも・・・私が若い男性には目を向けなかったという単純な誤解なのだろうか・・・?(笑)

 ともあれ・・・やはり自分の好奇心を喚起するには、時にはこうした外的刺激を与えてくれる場に 「足を運ぶ」 って・・・実は大切なことなんだと思う。


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コメント
- 適度なかく乱 -

“保護” は必要でしょうけど、それは大事、大事の “過保護” ではなくて、“かわいい子には旅させよ” の方が自然もたくましく育つということなんですね。  “過ぎたるは及ばざるが如し” とも言いますしねー。 

こちらを “度を越えたかく乱” というのでしょうけど・・・私の住んでいる地域の近くにある里山の一部が売買されて、そこに学校建設の計画があって、有志が保全活動を行っているそうなのですが・・・その学校建設を計画していた会社の社長が、先日、脱税で検挙されました。 保全活動とこの検挙は関係無いとは思いますが・・・ただ 「今は里山がこんなことに巻き込まれる対象であるのもまた事実。。。」 と思いました。
2010/03/13 00:15  | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

ですね。。。
前人未到の
大自然じゃあるまいし、里山は山と人里の狭間の地域・・・頑なに守るというより共生という考え方が実は昔からの在り方そのもののような気がします。。。

脱税で検挙・・・案外里山開発と無関係じゃなかったりして・・・。
坊主憎けりゃ・・・といいますからね~(笑)
2010/03/13 00:23  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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