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A Short Story ~ 夕桜を観ながら・・・
- 2008/05/13(Tue) -
                  
                  034-03.jpg

              A Short Story ~ 夕桜を観ながら・・・
                 <ようやく、その3でおしまい>

A Short Story ~ 夕桜を観ながら・・・<なんとか、その2>からの続き・・・
         【2008.04/30の記事参照ください】

まさに・・・“どうする俺!”だった。
ずぶ濡れになって“寒い・・・”と震え出した彼女を・・・
このまま家に送ったら、家で大変なことになりそうだし・・・
かといって、ホテルで部屋を取ろうとすればフロントで怪しまれそうだし・・・
だからといって、情況的にLホでもいただけないだろうし・・・
結局、私の家に連れて行くことにした。

まぁ、以前にも家に来た事は何度かはあるし、ソファーでうたた寝していたこともある奴だから、そうそう問題はないだろうと・・・。
そう、“どうする俺!”は家に行くというカードを引いた。

家に着いて・・・寒がって小刻みに震える彼女にまずはシャワーを と、バスタオルや私の部屋着のスェットを持って、彼女を抱えるようにバスルームへ連れていった。

「シャワー浴びて温まりな」

そう彼女に言うと・・・コックリと頷いた。

バスルームのドアを閉めて・・・しばらくそのドアの横で腕組みして立っていた。
ガラス戸を開いてシャワーする音が聞こえ出したら やれやれ なのだが・・・
聞こえてきたのは ズサッ って音・・・。

慌ててドアを開けてみれば・・・
彼女はその場に倒れ込むというかへたり込むというか・・・そんな状態で・・・。

こうなったらしかたない!
そう意を決して・・・

「一緒にシャワーするぞ」

そう彼女に告げて、まずは素早く自分の服を脱ぎ・・・
そして、彼女の服を全部脱がし・・・
彼女を抱きかかえてシャワーノズルの下に。

彼女を抱きかかえたまま、シャワーの温度を調整しつつ、二人一緒に温かいお湯を浴びた。
もちろんシャンプーで髪を洗ったりボディソープで身体を洗ったりは無し。
なんせ、片方の腕で彼女を抱きかかえて、もう一方の手でシャワーノズルを操るのが精一杯。

温かいお湯で十分に温まり、そのまま彼女を抱きかかえて、とりあえず髪と身体をざっと拭いて、用意したスゥェットを着せて・・・なんとかベッドまで連れて行った・・・というか、抱えていった。

さすがに私も疲れていた。
もちろん酔いのせいもある。
ベッドに丸まるように横たわる彼女の隣に横たわった。
ほとんどすぐに睡魔が襲ってきたようだった。
だが・・・
眠りにつく前に、彼女がしがみつくように抱きついてきて、小刻みに震えているのはわかった。
今度は濡れたせいの悪寒ではなく・・・泣いていた。。。
これは・・・温かいシャワーではなんともならない・・・心が寒いのだから・・・。
どうしようもないとわかってはいるが・・・彼女をグッと抱き寄せた。。。
とりあえずこうして寝てやるくらいしか出来ないなぁ。。。そう思いながら・・・。

彼女がそれからどれくらいで眠ったのかはわからない。
寝入るのは私の方が早かった・・・と、思う。


翌朝・・・私が目覚めた時には彼女はもう起きていた。
ベッドの向こう側で布団から目だけ出して、こちらを見ていた。
その目は・・・笑って・・・いやがる。
まるで、悪戯が見つかってしまった子供のような目で・・・。
でも、この目なら、もう大丈夫だろう。。。
そんな気がした。

“おはよう”

と、彼女が言った。

“バーカ。おはよう じゃねぇ!”

それが、一夜を共にした彼女と私がその日交わした最初の会話。
差し込む陽の角度から・・・もうお昼誓い時間になっているのがわかった・・・。


かつてあったそんな“二人の秘密の一夜”のことを笑いながら話しながら・・・夕桜な光景の中を二人で歩いた。
彼女が言った。

「そうそう!○○(私も知っている彼女の友達)ちゃんにね・・・私が彼と別れることにしたって言って、●●(私の名)さんにもそうしろって言われた って話したらね・・・○○ちゃんがね・・・じゃ、今度こそ●●さんとつき合っちゃえばいいじゃん だってよ~」

と。
そうそう・・・私と彼女がよく二人で行動しているもんだから、私の友人にも “お前ら、つきあってるの?” とか言われたこともある。
そんなことも思い出し・・・なんだか可笑しくなって・・・

「や~だね。。。だって、つきあった男がどんなSEXをするのが好きかまで聞かされてきてんのに、今更彼女になんかできるか~!」

と、答えた。

“ドンッ”と、また私の背中を小さな拳骨で突いて、彼女もさも可笑しそうな笑い声を上げた・・・。

「もう陽が沈むな。。。今晩はあまり飲み過ぎないようにしようなぁ~」

そう、彼女を振り返りながら言った。
夕日を背景にした桜も綺麗なもんだな・・・。
なんでだか、唐突にそう思われて、桜の花越しに見える沈む夕日を見つめた。

                  034-04.jpg




と。。。まぁ、こんな顛末で。
もし、もし、続きをお待ちの方がおられたとしたら・・・ご期待に背く展開であったかもしれませんが・・・(汗)


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コメント
- 元ロック小僧さんへ -

よい関係なのですね。
秘密を共有する同士って感じなのかしら?

子猫ちゃんのお相手は楽しいでしょ(*^m^*)
私は年下の主人の相手が楽しいわ ┐(´ー`)┌
2008/05/13 23:22  | URL | モカ #-[ 編集] |  ▲ top

- モカさんへ -

良い関係っていうか・・・
出来の悪い兄妹みたいなもんです・・・かな?(⌒▽⌒;

楽しくも、呆れながら・・・ ̄\(-_-)/ ̄ヤレヤレ ってな感じです。

年下のダーリン、やっぱ“可愛い”???
ツンツン♪(*゜ー゜)σ"

元ロック小僧でした~(●^o^●)
2008/05/14 00:42  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 子猫になりたかった中年主婦(泣) -

子猫ちゃんがとっても羨ましい~!
私は男の人が隣にくるだけで・・・駄目なんです。
お腹が痛くなる(爆)
相手が懇談中の教師だろうが・・・
仕事中の職場の上司だろうが・・・
ふたりっきりになれない(泣)

異性を意識しすぎて、緊張しすぎて、それが恐怖に変わって、身体が受け付けない。
子猫ちゃんみたいに本心では・・・悪戯して相手が困る顔みたいのになぁ~(汗)
このお話終わっちゃうんだね。
A Short Story ~は、続くよね・・・?i-236
2008/05/14 06:51  | URL | Lei Lei #-[ 編集] |  ▲ top

- Lei Lei さんへ -

そうなんだ。。。
恐怖まで感じちゃうんだ。。。

そりゃ、Lei Leiさんとは二人っきりでは会えないね~(汗)

でも、そういう意味では旦那さまは、Lei Leiさんにとっては特別な男性なんだね!

はい。
この話しはおしまいですが、また A Short Story は書くつもりです( ̄ー ̄)b
2008/05/14 10:53  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 悪猫になっているモカ(笑) -

私は女性のほうが怖い。。。
だから子供の学校に行き、ママだらけの中に居ると胃がキリキリと×××

男性は最初に目で射抜く (ノ^-゚)/|)‥‥…>>━→
そして反応を楽しむ悪猫でありんす(=´∇`=)

年下ダーリンは可愛くもあり、頼もしくもあり
よくぞ私を見つけてくれました。なのです(^人^)
2008/05/14 11:45  | URL | モカ #-[ 編集] |  ▲ top

- モカさんへ -

目で射抜く・・・・悪い猫さんだ(=^. .^=) ニャ~
その目線で ドキドキ“♡” する男・・・数多?

私も女性だらけの場所、シチュエーションは苦手で・・・。
二人だけなのは良いのですが~~~(*^m^*)

可愛くも頼もしいダーリンも最初は目で射抜いたの?
ツンツン♪(*゜ー゜)σ"
2008/05/14 11:57  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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