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寒風の中・・・咲くホトトギス
- 2009/12/19(Sat) -
                          (Please click this photograph)
                 661-1.jpg

                       一群のホトトギスの花に出会った
             661-2.jpg


 実際の花期よりは遅いと思うのだが・・・この時期にも元気に花を咲かせているホトトギスに出会った。 正確にはどういう種のホトトギスなのか私にはわからないが・・・ちょうど風が当たりにくい日溜りのような場所に群れ咲いていた。

 ホトトギス・・・鳥のホトトギスの胸元の斑紋が花弁の斑紋に似ていることから・・・この名を付けられたという。 それだけではなく・・・開いた花弁が嘴を精一杯開けて無くホトトギスにも似ているようにも思え、それもこの花の名の由来になったようにも思うのがどうだろうか。。。

 名の由来といえば・・・現在NHKで放映中の「坂の上の雲」の主要登場人物である正岡子規の「子規」は、鳥のホトトギスの別称である事はあまりにも有名だ。 結核を患い喀血した子規がこの鳥の名を雅号にしたのは・・・この鳥が血を吐くまで鳴き続けるといわれるといことからともこの鳥が嘴を開くと口の中がまるで喀血したかのように真っ赤であるからともいわれている。


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 その「坂の上の雲」・・・いまのところとても快調で見応えのあるドラマだと思っている。 錚々たる俳優陣の演技もさることながら・・・ドラマのテンポが良く、決して重厚になり過ぎず、幕藩体制の制度疲労による社会の矛盾と混乱や鎖国による世界から置いていかれる焦燥感や危機感などない交ぜの江戸時代末期の終焉を経て立ち上がった明治という時代の雰囲気をとても上手く描いていると思う。 ご一新によって噴出した新しい息吹、極東の小国でありながらこれから世界へ乗り出して行こうという決して確たる裏付けなど無い希望と野望、そして、長年身分制度に縛られて暮らしてきた人々の新しい世の中への期待と渇望という・・・明治という時代の日本の 「青雲の時代」 ともいえる跳ねるような鼓動と何事にも拙速のきらいがあろうと極めて前向きな若々しい雰囲気が画面から伝わってきて、観ていても一種の痛快感すら感じる。

 原作者の司馬遼太郎さんは、本作の映像化をとても危惧していたようだ。 それは、日清、日露とこの国が大国と戦い、紙一重で勝ち戦に持ち込んだその戦いの実態がいつしか大きく歪曲され、無謀な慢心は膨らんでいき・・・やがてこの国を大きな過ちへと引きずり込んでいくことになることを誤謬なく描けるのか、映像によって本作の根底に流れる時代の大きな流れが単純な戦争物にされてしまわないかを心配されてのことだと思う。

 ドラマはまず日清戦争に差し掛かる・・・そのあたりの司馬さんの真意はこれからどう描かれるか・・・見物ではある。 日清戦争に至る経緯の中で・・・当初はあくまで大陸への出兵に慎重だった時の首相の伊藤博文が軍部などの強硬論に押し切られていく過程など、後の太平洋戦争前夜の状況を鑑みればなかなか印象的な描かれ方だったと思う。。。 その伊藤博文の口から私の好きな高杉晋作の名が出た事は・・・ちょっと嬉しかったかな。

 勝海舟は明治新政府を担っていくことになる要人をあまり評価していなかったようで 一流の人物は早々に死んじまったよ みたいなことを言っていたようだが・・・なかなかどうして、やはり明治という新しい時代を切り開いていった人物には大人物が多かったと思う。 このドラマには直接出てはこないが・・・大久保利通などその代表的な人物だと思う。 なにせ金銭には清廉な人で、暗殺で落命した時には当時では大金の八千円もの借財が残ったそうだ。 なんと・・・予算のつかない公共工事や国家財政の穴埋めに私財を投じていたほどの人だったから。。。 現在の政治家にそんな人物は・・・探す必要も無くあろうはずも無く。。。 
 そんな今の時代には見当らないような為政者の姿の描かれ方もこのドラマの見所の一つなんだと思う。

 今年も含めて3年かけて描かれるこのドラマ・・・楽しみにするに足るドラマになりそうだ。


 話は、ホトトギスの花~鳥のホトトギス~子規~「坂の上の雲」・・・と、漂流していったが・・・(笑) ここのところの冷え込みと雪を運んできそうな寒風で日溜りで咲くホトトギスの花が凍えないかと・・・心配にもなる。。。


             661-4.jpg


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コメント
- 私 実は・・・ -

秋の茶花としてよく生けられる花 ホトトギス
でも 実は私は鳥が大の苦手なのです
ですからこの花を見るのも怖くて
茶席で床を拝見する際にこの花が生けられていると怖くて怖くて

しかしSeionさまのお写真を拝見しておりますと 美しくてかわいい花なのだなぁと感じました。
こんなに群れて咲くものなのですねこの花は

2009/12/19 18:55  | URL | 瑠璃子 #kIpe/NJo[ 編集] |  ▲ top

- 瑠璃子さんへ -

おや?
このホトトギスの花が苦手なんですか?
鳥が嘴を広げているように見えるからかな?
ホトトギスを怖がる瑠璃子さん・・・なんだか可愛いですね~(^^)

私もこんな風に群れ咲いているのは初めて見たような気がします。
ユリ科の中でも一際変わった花の形をした花ですよね。
2009/12/19 23:25  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- -

「いまだに高杉さんに怒鳴られている夢を見る」~~でしたか^^ 
ドラマ見ていてseionさん思い出しました~
2009/12/20 08:28  | URL | yuyu #-[ 編集] |  ▲ top

- yuyuさんへ -

そうそう!
あのシーンの伊藤博文の台詞です~(⌒_⌒)
私が高杉晋作好きなの覚えていてくれたんですねー!
2009/12/21 12:57  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- このぷっくりした蕾・・・ -

一つ一つはぷっくりしていてかわいらしいのに、開花前の蕾の時点で、こちらに向かって来ているような・・・ちょっと攻撃的な感じ?さえしますが、もし、これらが全部一斉に花開いたら・・・ちょっとした迫力がありそうです。

花びらの斑点模様や、雌しべ雄しべの突出しているあたりなどが、何だか南国チックな感じがしますが・・・純和風なお花なのかな。
2009/12/21 22:43  | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

確かに南国風な感じがしないでもないですね。
でも和風な庭園で見かければ違和感無いですし。
背景によって表情を変えるのかもしれないですね。
2009/12/22 11:36  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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