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薄のある光景
- 2009/11/09(Mon) -
                        (Please click this photograph)
                    621-1.jpg

                          水面に跳ね躍る陽光と薄
     621-2.jpg


 暦の上では冬になったが・・・ここのところ爽やかささえ感じるような心地良い秋の日が続いている。

 そんな晩秋の陽射しを浴びて金色に輝く・・・秋の風に吹かれてユラユラと揺れる・・・そんな薄の姿をそこかしこで目にする。


     621-3.jpg


 若い頃・・・秋の薄を見ても “枯れている” としか感じていなかったような気がする。。。 その頃は夏が大好きだったから・・・きっと秋口に枯れたようになっていく薄の姿に 夏の終焉 を感じてしまってあまり良い印象を持たなかったのかもしれない。 学生時代など・・・とにかく夏が好きだった。 謳歌・謳夏・・・とにかく夏がずっと続けばいいと思っていた。。。 が、薄の穂が陽光に輝くのが目立つようになると・・・夏の終わりを意識せざるを得ない気持ちにさせられたんだろう。


     621-4.jpg


 やがて年月は流れ・・・夏が大好きだったSeionも・・・いつしか春や秋の方が夏より好きになっていた。。。 私が学生だった頃に比べ、とにかく夏が過酷になり、毎夏ごとに猛暑と呼ばれるように夏が厳しくなった・・・ということもあるのだが、やはり年を経て食べる物の嗜好が変わるように好ましいと思う季節にも年齢による変化が生じるらしい。。。 

 かつては秋になって枯れていく植物としか思えなかった薄・・・それが今では “風情があるなぁ・・・” と、金色に輝きながら風に揺れる薄を眺めてしまっているんだから・・・。(笑)


     621-5.jpg


 歳を重ねての薄を眺める心境の変化・・・それは決して薄のような “枯れ” ではなく・・・この際は “人間としての成熟” として捉えておくことにしよう。 (笑)
 枯れるというのは・・・未知の出来事や新たな出会いへの好奇心が薄れ、過去の反芻をする時間が増えてくることというイメージがあり・・・そういう意味で私は 枯れ期 には足を踏み入れていないとの自覚が出来るている。 
 おそらく・・・かつてはあまり気にしなかった春や秋の自然界の静かなようでも、実は劇的な季節の移ろいの様に目を向けられるようになったということなのだろう。 薄のある光景を眺める心境の変化は、そういう物事を観ることに影響を及ぼす心の変容の一つの象徴的な事なのかもしれない。


     621-6.jpg


 薄・・・別命 尾花 とも呼ばれる。 「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」 という言葉の 尾花 である。 薄の穂が馬の尻尾似ているからだろうか・・・? 暗い夜道・・・風に揺れる薄の穂が “おいで~おいで~” とするように見えたりすることから幽霊に見間違えられるのか・・・。(笑)

 ただ、この薄にも花言葉はあり、それがなかなか素敵な花言葉だったりする。 薄の花言葉は・・・「心が通じる」 とか 「なびく心」 ろいう言葉が充てられている。
 誰かに好意を持ち(心がなびき)・・・その好意が相手に受け取ってもらえる(心が通じる)・・・そう考えれば・・・悪くないよね。


             621-7.jpg


 枯れても薄はなかなか倒れない。 枯れて尚、風になびくしたたかでたおやかな強さを保っているから。。。
 
 まだこれから・・・秋の日差しを浴びて金色に輝き、風にたなびく 薄の在る秋の光景 で秋を感じさせてもらえそうだ。


             621-8.jpg
 

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コメント
- ご無沙汰しています。 -

お元気ですか?
風邪やインフルエンザが流行っています。
お体に気をつけてください。

綺麗な薄ですね。
忘れていた、思い出をこの写真を見て思い出しました。
大切な思い出だったのに、、、
ありがとうございます。
2009/11/10 21:31  | URL | 月子 #frUh5rcM[ 編集] |  ▲ top

- 月子さんへ -

お久しぶりですねー!!!
お元気でしたか~?
ブログの更新がとまっていて・・・心配していたんですよ。。。
でも、こうしてまたお越しいただけて安心しましたよ!(⌒_⌒)

薄のある光景にまつわる想い出がお有りなんですね。。。
どんな思い出なのでしょう?
またいつか記事にしてご紹介いただけたら嬉しいなぁ。。。

またお気軽に遊びに来てくださいネ。(V^-°)
2009/11/10 23:22  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 『山は暮れて -

野は黄昏の 芒かな 』 (与謝蕪村)

年齢による変化といえば、昔は勉強でしかなかった短歌や俳句・・・もう今は、勉強から離れて触れるから余計でしょうが、何だか情景が目に浮かんでくるようになったというか、心に沁みいると感じることが多くなったような気がします。 年を経て 想像力や感受性が豊かになった ということにしています・・・ハハハ。

すすきのシルエットはいかにもさびしげですが、キラキラ輝いたすすきを眺めていたら、気付けば日が落ちかけた夕闇・・・そんな時間の経過の中で、その花言葉を聞かされたら・・・いいかも~。 妄想、いや想像力の翼を広げてみました~。
2009/11/11 21:44  | URL | 待雪 #-[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

そうですね。
私もおそらく想像力や感受性の幅が広がったってことなんでしょうね、(^^)
想像力や感受性・・・硬直化させたり枯渇させたりしたくはないですね。。。

あはは。。。
いいじゃないですか~ どんどん想像の翼を広げましょうよ~! それもまた素敵なことだと思うです。(⌒_⌒)
2009/11/11 22:54  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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