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雨の乾坤院
- 2009/10/07(Wed) -
                      (Please click this photograph)
                    575-1.jpg

                         観音様の美しい横顔

 雨が続くね。。。 秋雨前線に続いて大型の台風が北上中で、Seion地方も明晩遅くから影響が出てくるそうだ。。。 大きな被害が出ないような進路に逸れてくれることを願う。

 小雨降る中、近くを通りかかったので乾坤院に立ち寄ってみた。 このお寺のことは以前も記事にしたことがあるが・・・家康の生母である於大の方に縁のあるお寺だ。 このお寺の阿羅漢さんがちょっと変わっていて可愛い感じで・・・結構お気に入りだったりする。


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 雨に濡れた参道の石畳を歩き、立派な山門の下でしばし境内を眺める。 


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 本堂前の庭園の石も雨に濡れて深みのある色となり、一層落ち着いた佇まいに感じられる。 静かだ。。。 雨が ポソ、ポソ と境内の白い砂利や石に 当たる のではなく 吸い込まれる ように落ちる優しい雨音、時折お堂の背後の林や竹林の中から聞える野鳥の鳴く声・・・そんなに遠くないところ車道が走っているのだが、走る車の音などほとんど気にならず・・・雨の音、鳥の声と聴こえるのは自然が発する音だ。


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 本堂にお参りしてから、雨がかからないような場所で立ち止まっては・・・小雨降るお寺の静けさを味わう。。。


               575-5.jpg


 ふと・・・山門の外の藪を背負うようにして一群の石仏に目に入ってきた。 ほとんどの石像が涎掛けをしてもらっているので、最初はお地蔵さんかなと思ってみていると・・・どうやら地蔵菩薩ではないようだ。


               575-6.jpg


 近くに行って見てみれば・・・一際大きく一際赤が鮮やかな涎掛けをつけている像をはじめ、ほとんどの像が観音菩薩像であるように見受けられる。 扉で使ったその最も目立つ観音様の横顔・・・美しいと思った。 特に引き締まった口元、その唇がとても美しく感じられた。

 仏像といえば・・・近年、私は京都より奈良に興味が向いている。 京都より奈良の方が古い仏像が多いこともその一つの要因だ。 今年はまだ奈良に行ってはいないが・・・来年は 「平城遷都1300年祭」 ということで、今年の末から奈良では様々な催しが行われるので・・・来年のしかるべき頃合を見計らってまた奈良を訪れようと思っていた。 
 のだが・・・なんとこの秋興福寺で 「興福寺国宝特別公開2009 -お堂でみる阿修羅-」 という特別展があることを知った。 普段、国宝館に 「展示」 されている阿修羅像にはお会いしたことはあるのだが・・・その特別展の期間は仮金堂に 「安置」 されるということで・・・像本来のあるべき姿に近い姿の阿修羅像を・・・あの正面のお顔の眉を顰めた憂いを含んだような美しいお顔(私、阿修羅像のその正面のお顔が夏目雅子さんに似ていると・・・ずっと、そう感じられていて・・・)を眺めたいという気もあって。。。 ひょっとして急遽奈良に向かうこともあるやも知れず。。。

 でも・・・きっと混むだろうね。 阿修羅像は仏像界の超アイドル級だし・・・近年は、歴女と並んで若い女性の間にも仏像が好きな人も多くなっているし。。。 仏像好きな女性は・・・花ちゃん、仏像ガールが有名だが、日本が誇る俳優、渡辺謙を父に持つことでも知られる杏もかなりの仏像好きで、しかも相当量の時代モノの本も読む歴女だそうで。。。 まぁ若い頃から日本の歴史や日本で古くから人々の信仰を集めてきた仏像に興味を持つことは絶対に悪いことではないと思う。 たとえば・・・私くらいの年齢になって・・・お地蔵さんは実は地蔵菩薩という菩薩様であるということや、この乾坤院の観音菩薩像のようにお地蔵さんみたいに涎掛けをしていても、お地蔵さんではなく観音さんだと・・・それくらいの認識や区別が出来ないようでは・・・やっぱり恥ずかしいもんね。 きっといると思うんだよね。 赤い涎掛けを見て “お地蔵さんだ” と言ってしまう、違いのわかる男であるはずの年齢の人って・・・(笑)


 砂利や石、地面に雨粒が吸い込まれていく雨音が聴こえるような静かな雰囲気の中に身を置いて、しばし心穏やかな時を過ごせ、しかも、これまでは気付かなかった口元がとても美しい観音様の横顔にお会いする出来て・・・傘さしてでもこのお寺に立ち寄った甲斐、いや、この際、甲斐だなんて俗っぽい言い方は不適切だね。 そういう静かに時が流れる雰囲気の中で美しい観音様の横顔を拝見できたことこそ、こ利益であると思わねば・・・ね。 (俗物Seion・・・自戒。。。自戒。。。)


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コメント
- 雨に洗われて・・・ -

緑が濃く・・・石も水を含んで、しっとりとした感じで・・・雨上がりの匂いがしてきそうです。

ふと思いついて・・・美しい横顔の観音様を真似て・・・少し俯いて、口元を引き締め、しばらく目を瞑ってみました。 観音様の心地をほんの少しでもシンクロ出来ないかと、静かさを感じられないかと、気持ちをなるべく平穏に近づけられないかと思い。。。 

そしたら何だか・・・かえっていろんなことが頭に浮かんできてしまい。。。 かなり図々しい挑戦をしてしまったようで・・・畏れ多かったようです。 
2009/10/09 20:33  | URL | 待雪 #-[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

そうなんです。。。
石は水に濡れると黒っぽくなりますが、お寺の石庭などは濡れて しっとり、どっしり した感じにもなって・・・そんな風情、結構好きです。

あはは。。。
観音様の美しき唇を真似るより・・・ご自分の好ましいと思われる仏像と対面する心静かな時を持たれる方がよろしかろうと~(⌒_⌒)
2009/10/09 23:23  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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