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白萩の君が詠んだ歌
- 2009/09/18(Fri) -
                       (Please click this photograph)
                    558-1.jpg

                    白い花が一層映える青空を背景にした白萩
                          
             558-2.jpg


 白萩・・・秋の青空を背景にしたこの花を眺めるのが好きだ。 深みを増した青空に白い花がとてもよく似合うと思う。


                    君ゆくとその夕暮れに二人して柱にそめし白萩の歌

                                              与謝野晶子


 晶子が詠んだこの歌の “君” は・・・やはり与謝野鉄幹だろうか・・・?


             558-3.jpg


 与謝野鉄幹が創立した東京・新詩社の機関誌『明星』を舞台に、「白百合」 という雅名で与謝野晶子と歌才を競った才色兼備の女性がいた。 山川登美子という女性で、一つ年上の晶子を姉と慕っていた。。。 鉄幹の周囲には多くの女性がいたようであるが・・・この登美子と晶子はその中でも群を抜く花とされていたようで・・・鉄幹はその雅名から登美子を 「白百合の君」 と呼び、一方晶子を 「白萩の君」と呼んだ。
 白百合と白萩・・・どちらが一目見て目を奪う艶やかさがあるかは言うまでも無いが・・・(笑) 鉄幹は近寄ってじっくり眺める白い花の美しさも好んだのか・・・それとも晶子の類稀な知性を白い花に例えたか?
 

     558-4.jpg


 その頃、鉄幹よ晶子はすでの恋仲にあったのだが・・・鉄幹、登美子とも男女の仲になってしまう。。。 念のために言っておくが、この頃の鉄幹は晶子とまだ結婚はしていない。 それもそのはず、すでに妻があり、その妻との婚姻を解消して晶子を妻とするのはもう少し後のことになる。。。

 姉とも慕う晶子と鉄幹の関係を重々承知している登美子は・・・鉄幹への断ち難い想いを断ち切るようにして親族の男性と結婚をする。。。
 が、その夫が2年で病死し、未亡人になった登美子が明星へ戻ると・・・鉄幹 「ゆるしたまへ二人を恋ふと君泣くや聖母にあらぬおのれの前に」 などという歌を詠んだりして・・・その時には妻となっていた晶子を大いに悩ませたそうである。。。


     558-4-1.jpg

 
 いやはや・・・鉄幹さんのそういう溢れるような多情な感情が・・・数々の歌や詩を生み出す源となったか?(笑)

 しかし・・・妻となった 白萩の君 ・・・時には朝露を湛えた白萩の如く涙したり、真っ赤な夕陽を浴びて茜色に染まった白萩のように顔を真っ赤にして怒ったり・・・さぞや大変だったことだろう・・・。

 雨上がりや夕陽の中より、やはり白萩は・・・抜けるような秋の爽やかな青空を背景にした姿がよろしいようで。。。


             558-5.jpg


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コメント
- 萩! -

白萩がこんなにきれいな花だったとは思いませんでした。
青空に映えますね!
それにしても、鉄幹氏はどんなに魅力的な男性だったのでしょうね。
晶子が幸せだったのか、登美子が幸せだったのか。
女の生き方はさまざまですなぁ・・・。
2009/09/18 09:22  | URL | Jun #-[ 編集] |  ▲ top

- Junさんへ -

今、各地で白萩咲いていますよね。
じっくり眺めると綺麗な花だと思います。
特に白萩は青空によく似合うと思います!

鉄幹さんの歌や詩の才能に憧れる女性も多かったんでしょうね。
やはり繊細で豊かな感性を持っていなければ、人を感動させる歌や詩は作れないでしょうからね。
晶子と登美子・・・二人の間にもさぞや様々な感情が交差したことでしょうね。。。
2009/09/18 11:53  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- -

本当に・・燃えるような恋をしていたんですね~。
羨ましい~(笑)


有名な、晶子の 「やは肌のあつき血汐に・・」の歌に初めて触れたとき、どきどきしたのを覚えています。。


2009/09/19 01:26  | URL | 美夏 #-[ 編集] |  ▲ top

- 美夏さんへ -

「やは肌のあつき血汐に・・・」も激しく熱い感情と実際の熱く激しい肌の触れ合いから生まれた・・・のでしょうね。。。

やはり恋心は創作の大きな源になるようで。(^^)
2009/09/19 13:02  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 恋慕。。。 -

晶子も登美子も切ないです。。。

「鉄幹が悪い!」と言ってしまえれば簡単ですけど・・・鉄幹のせい?で、悩んでも苦しくても、それでも鉄幹への思いはどうしようも出来なくて、それで更に悩んで苦しんだのでしょうね。。。

つい、晶子や登美子へそれぞれ感情移入してしまいますが、鉄幹にも葛藤があった・・・とは思いますが・・・あったんですよね???
2009/09/20 22:54  | URL | 待雪 #-[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

それはもう。。。
自身の招いた状況であることは重々わかりながらも・・・葛藤、葛藤、また葛藤の鉄幹さんであったはずです。
罪悪感や自己嫌悪の心の無い人、そして、自分の心以上に人の心の痛みに思いを馳せることの出来ぬ人に、人様の心を打つ文学など出来様はずも無く。。。
と、一応鉄幹さんを弁護しておきます。(笑)
2009/09/20 23:55  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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