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若葉萌ゆる
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- 2009/04/17(Fri) -
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桜が散り・・・目を楽しませてくれるのが一斉に芽吹いてきている若葉の新緑だ。 この新鮮な新緑は、目にも気持ちにも新鮮だよね。 若葉が日に日に成長するこの季節は、木々が発散させるフィトンチッドが急激に増えるといわれており・・・だとすれば、この時期の森林浴は効果大だと思われる。 冬の間眠っていた木々が、この時期爆発的に若葉を芽吹かせ繁らせていくこの季節・・・その活発な生命活動のパワーは人にも活力を与えてくれるような気がする。 ![]() フィトンチッドは自律神経の安定をもたらす効果があることでしられている。 だから・・・近年、森林浴セラピーは国の施策としても推進されており・・・全国の森林が 「森林セラピー基地」 として認定されている。 そんな新緑の森歩きにも適した季節がやってくる。。。 フィトンチッド自体は木にとっては防衛バリアの役割を果たしているといわれている。 虫に食べられにくくしたり、菌に蝕まれにくくする抗菌作用を高める働きをする。 害虫や菌の攻撃を受けると当然ながら防衛機能であるフィトンチッドを多く出したり虫や菌が嫌がる成分を多く出したりする。 面白いのは・・・一本の木が虫や菌の攻撃によってフィトンチッドを多く出したり、それまでとは違った出し方をすると、その情報はまだ攻撃をされていない周囲の木々にも伝えらるようで、周囲の木々もその虫なり菌なりに備えてフィトンチッドの出し方を変えるそうだ。。。 ある意味、木々によるお隣さん同士の相互扶助的現象が起こるわけだ。 ちょっと驚きだよね。。。 木々は助け合いもするんだ。。。 が・・・いい話だなぁ~と感じいってばかりいられないのが生存競争の激しい自然界・・・。 このフィトンチッド、周囲に他の植物が繁りにくくするために、成長を阻害する働きもするというのだから・・・話しはややこしい。。。 共通の敵に対しては相互扶助の精神で立ち向かうが、実は常々は互いに相手より自分の種のテリトリーを広げようと牽制し合っているってわけで・・・。 あれ? 生きるために・・・なんだか、植物も動物、もっと言えば人と同じような生存競争をしているんだな・・・なんだかそんな風にも思えてきた。。。 ![]() まぁ・・・生存を賭けた植物達の静かな協力や闘いはこの際置いておくとして・・・我々人間としては、その植物達の活発な防衛・攻撃機能のために派生するフィトンチッドの恩恵を大いに受けさせてもらって心を癒させてもらえばよいわけで。。。 きっと人間はフィトンチッドが人に及ぼす好影響について科学的な理屈なんか知るずっと以前から、森の中に身を置くこと・・・特に若葉が勢い良く繁っていく季節の森・・・の効用を本能としてわかっていたんじゃやないかと思う。。。 この時期、空に向かって張り出した木の枝の下を通りかかった時、陽射しが透けそうな若葉を見上げて思わず “綺麗いだ” と足を止めて見上げる人が多いのは・・・効果をわかっている本能の領域の為せる業だと・・・そんな気もするのだが・・・。 どうだろうか・・・? たくさんの木々の新葉の新鮮な緑を眺めていると・・・“さぁ、今年も出来るだけ山や森を歩く機会を多く持とう!” そんな心弾む気分になる。。。 そういう季節がめぐってきたことを実感する今日この頃。。。 ![]() **この記事に何か感じるところがございましたらクリックいただければ幸いです** ![]() ![]() スポンサーサイト
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