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「望郷」を観て男と女の初対面を考えた
- 2008/02/11(Mon) -

73db719c47683af661d74a60abc4de95.jpg 『望郷』
ジャン・ギャバンの「望郷」をDVDで観た。1937年の映画だから、なんと70年も前の映画。

<ストーリー>
本国フランスで強盗などを繰り返し追われる身となったキャン・ギャバン演じるぺぺ・ル・モコは当時仏領だったアルジェリアのカスバという迷路と坂が隠れ蓑となる地に身を隠していた。
そこにフランスからの旅行者としてパリの香を振り撒く様な妖艶な女性、ギャビーがやってきて二人は恋に落ちる。
カスバを出て市街地に出れば、ぺぺの逮捕を手ぐすねひく警察に逮捕されるのは明白ながら、ぺぺを誘き出す刑事の策略でぺぺが死んだと思わされ船でフランスに帰るギャビーと共に故郷フランスに帰るべくカスバを出て港に向かうペペ。。。
警察に捕まり閉じられた柵の門の外から、ギャビーが乗った船を見送るペペ。その時、船のデッキにギャビーの姿が・・・。ギャビーは下にいるペペに気付かず、ペペとの想い出の地である高台のカスバをじっと見つめている・・・。
思わずペペが叫んだ「ギャビー!」という愛しい女を呼ぶ声は船の汽笛にかき消されギャビーには届かず・・・。


ラストのギャビーを呼ぶ叫び声が汽笛にかき消されるシーンはあまりにも有名。
この映画、私の大好きな「カサブランカ」に影響を及ぼしたといわれますが、確かにそうyだなと感じた。
ペペを演じたジャン・ギャバンの存在感もさすがですが・・・ギャビーを演じたミレーユ・バランの妖艶な美しさ、特に誘い込まれるような目力に魅入られた。
ポスターの画像は、ラストでギャビーが船のデッキから想い出の地カスバをじっと見つめる表情だが、この表情からもその目力は感じられると思う。

pepe.jpg


また、70年も前の映画だから、ペペとギャビーがたった一度ベッドを共にするシーンは、ベッドシーンは全く映像がない。
しかし、ペペの隠し部屋に入った時点の二人からが数時間をその部屋で過ごした二人・・・すでにちゃんと服も着こんでおり、背景のベッドの乱れが何があったかを語るのみって演出ではあるが・・・事後の二人の雰囲気が一気に濃密に、そしてとても甘い感じが漂うような空気感に変わっているのが感じられて・・・あからさまなベッドシーンを見るよりも官能的にすら思えた。
明日の逢瀬を約束し・・・結局、その約束は果たされないが・・・背後からペペに抱きしめられて、目を閉じてペペに身を預けていくギャビーを演じるミレーユ・バランにお表情のなんと美しくもセクシーなこと!
ベッドシーンはなくても身体を重ねた男と女の機微、ちょっと淫靡な雰囲気はキッチリ表現されてて、お見事!


さて、問題は・・・強盗や銀行強盗を繰り返し、カスバに潜みながらも、子分達とそのカスバを牛耳るほどのタフな男が、いくら故郷パリの香りそのもののような美しさの女とはいえ、会ってすぐに恋に落ち、何もかも投げ出すようなことになるだろうか?と、いう点。
まぁ、それを言ったら映画そのものが成り立たないわけだが・・・映画という限られた時間内のストーリーだからデフォルメはあるにせよ、会った瞬間に“この女とつき合うことになるような気がする”と、根拠のない予感めいた感情を持ち、現実そうなった経験はある。
正確に言えば、ファーストインプレッションでそう感じたからこそ、実際につき合うことになるように行動していった、という流れが正しいのだろうが・・・確かに初対面で“可愛い”とか“綺麗だな”と単に思うだけではない、強く惹かれるような気持ちを抱くという出会いって誰しも経験しているのではないだろうか。。。
それってなんなんだろう???
かつてある女性に言われたことがある・・・“初対面の男の人と会った時に、直感的に二つのタイプに分けるのね。この人とならKissしてもいいと思える人とそうではない人。初対面でKissしたくないと思った人とは絶対に付き合えない”と。
なろほど・・・とは思ったものの・・・私などきっともっと広範に“女性とKissしたい”と思ってしまう不埒ものだから、こんな明快な区分けはとても瞬時には出来ない。
でも・・・説明が出来ないから、“でも”の一言に不明点を集約してしまうような言い方になるのだが・・・やっぱり、会った瞬間に惹かれあう出会いって存在する。
などと、改めて感じさせられた「望郷」であった。

たまにはこういう思いっきり古い映画を観る夜があってもいい・・・かな。







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