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今さらながら・・・『人のセックスを笑うな』
- 2008/02/29(Fri) -

               サイズ変更ウィザード-1

      山崎ナオコーラ著『人のセックスを笑うな』を読んでみました
映画も公開されましたし、今更ながら・・・とは思いましたが、昨夕、ふと書店で『人のセックスを笑うな』を買ってみた。
もともとインパクトのある書名だから、ハードカバーで書店に並んでいたときからタイトルは知っていたが、どうせ誰が投稿しているかわかんないSEXの体験談集みたいなもんだろうと思っていた。
永作博美 松山ケンイチ主演で映画化されて、はじめてそれなりの評価を受けた小説なんだと知った。

昨晩1時間半くらいで読んだ。ゆっくり読んでも2時間とはかからないだろう。
確かにそこそこ面白かった。
ペンネーム同様、山崎ナオラーコって著者の感性、キャラがきっと面白い人で、きっと周囲からは“不思議ちゃん”と思われる行動、言動もあるんだろうな~と想像出来る。

女性である著者が男のオレとしてユリちゃんとの恋を語る、という形式の小説を男の私が男目線で読んでも“面白い”とクスッと笑ったり、頷いたりした表現があった。

ちょっとそんな表現のいくつかを抜書き。

********************************

*女の子は人を支えたりはしない。気持ちがすぐ変わる。思っていないことを言う。そのくせ「察して」って言うのだ。

*セックスというのは想像上のものだ。触っているから気持ち良いのではなく、触っていると考えるから気持ち良いのだ。

*オレは可愛い女の子が好きだと思っていた。例えば自分には顔の好みがあると思っていた。昔の加賀まりこのような・・・(中略)・・・ユリはまったくそんな顔をしていない。目は一重で。顔は丸顔。唇はいつもカサカサ。体には肉が付きすぎている。疲れた顔をしていることも多い。
しかし恋してみると、形に好みなどないことがわかる。好きになると、その形に心が食い込む。そういうことだ。オレのファンタジーにぴったりな形があるわけではない。そこにある形に、オレ心が食い込むのだ。
あのゆがみ具合がたまらない。忘れられない。

********************************


と、まぁ、男の私からしてもなかなか面白い表現がされている。

もちろん男の、そして主役のオレより二十数歳年上の私からすれば “男の性(SEX)はそんなに単純なもんでもないですがね~”っと言いたいところではある。
が・・・私とてオレと同年代の頃は、もっと単純な性であったろうと思われるし、それなりに・・・オレ世代の頃より量、質共に積み重ね、奥行きも幅も知り、自意識上のノーマルと思われる領域が当時はアブと思っていた領域にまで食い込んでいるとも思われる“今の私”が軽々に“もっと複雑なんだよ”と言ってしまうのはフェアではないと思う。
でも・・・経験によって知り得ることは実に多いが、そのために確かに失っていくものもある。とは痛感した。

ただ・・・オレとユリの最後のSEXのシーンについては、もう少しオレの戸惑いや、顕在、潜在は別として、ボクの心の中にある恋の崩壊過程の寂寥感をもう少し書いて欲しかったと思ったりした。

とはいえ・・・思ったより、ずっとずっと読後感は(不思議な)爽やかさを感じられた。

映画のユリちゃん役の永作ちゃんのキャスティングはバッチリだと思う。
ただ、ユリちゃんと蒼井優演じるえんちゃんは、原作よりもう少し意思表示をする女性に描かれているように・・・映画の予告編を観て感じた。

個人的には、原作のえんちゃんに興味があって・・・えんちゃん中軸のスピンアウト・ストーリーを書いてくれないかなぁ~と思ったりした。

読んでいる間・・・概して楽しい1時間半だった。そんな『人のセックスを笑うな』の話し。

あっ、書名の『人のセックスを笑うな』は、オレが読者の私達に自分とユリちゃんとの恋を語るってシチュエーションで考えれば・・・“だから~オレのセックスがどうのこうのって笑うなよな!”ってことになりそうだな・・・・ってことでのネーミングと解釈した。





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コメント
- 今さらながら・・・勇気がいった -

今日はクリックするのに何故か勇気がいった・・・
読んで安心した(笑)

ボクの気持ちは女の私が読んだらまた違うんだろうな~
Haru.Seionさん程・・・卓越しておりませんが(爆)


2008/02/29 17:13  | URL | Lei Lei #-[ 編集] |  ▲ top

- Lei Leiさんへ -

あはは。。。(●^o^●)
“人のセックス”って言葉に、記事を開くのに気合が要りましたか?
刺激的なタイトルですもんね~

ですね。。。
きっと女性目線からはまた全然違った感想があると思うし・・・
そもそも読者は女性が多いと思う。
特に松山ケンイチ君主演と決まってからはね(⌒_⌒)

まだまだ私など、奥深さと幅の広さを探求中でして・・・
卓越などと・・・とんでもないです(⌒▽⌒;
2008/02/29 17:29  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- そろそろこのタイトルにも慣れました(笑) -

ポチッ!(笑)
2008/03/01 12:45  | URL | Lei Lei #-[ 編集] |  ▲ top

- Lei Leiさんへ -

あはは。。。
ホントに他人のセックスを見るわけでもないし、書名ですから・・・慣れてください(笑)

でも、またLei Leiさんがクリックをためらうようなタイトルを考えようかな~?
私・・・基本気質が「S」ですから~(爆)
2008/03/01 14:21  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 私も最近読みましたよ -

この作品は、とあるブログをかかれている三十路の
方の紹介で、あらすじを読んで、買って読んでみたのです。

特に印象に残る、、というほどではないにしろ、
女性からいわせると、素敵な作品でした。

でも。映画化で、永作博美はえりちゃんになりえたでしょうか?

本の主人公は、演じる女優さんが美しいと成り立たない気が
して映画は見る気がしないのです。。。

この女性は、正直、かわいい かも知れないけれど
容姿はそんなにきれいでもないし、性格もよくもない。
しかも、しわもあっちゃったりするんです。

そこに恋をしてしまった。というところのポイントが
きれいな女優さんではなんだかな・・・と・・・

又、ゆりちゃんに対する世代的見方もでてきますよね
たとえば、彼女はバブルの時期にオレの年代を生きた
人なんですよね。
そこのところで、ユリちゃんの自分のことしか考えて
いないところに苛々したり、するんです。
私が若いとき、バブルが崩壊するのを見たけれど
バブルの体験はしていないという微妙な境界線の年代です

歳の差のづれ、年代のづれ、なんかも私は面白く
読んじゃいました、何より、主人公が美人でないという
ところがポイントでした。
恋ってそういうものだと思ったりして。

それから、又たしかに読後感は爽やかで
若々しさを感じました

じとじとしたセックスシーンも、さらりと木綿のような
肌触りで読みやすいと思いました。

私は著作から入ったら、あまり映画にされたのは
読まないたちなのでした。。。

又、その逆もあります。よほど興味のある俳優さんで
ないと・・・という感じです。

食わずキライではありますが、

永作博美さんは、ユリちゃんに重ねられそうに
ないなぁ。。。。なんて。^^思ってしまいました

又、男性からの読んで、これ、どう思う?と
もっと聞きたいとも思います
何せ、作者が女性なので。

バブルの頃に売れたよしもとばななのように
読みやすい本ですよね。

よしもとばななは今ちょっと好きではなくなりましたけれど
2008/03/02 11:29  | URL | さと #G/R0oQrY[ 編集] |  ▲ top

- さとさんへ -

ですね。
映画のユリちゃんは確かに美人として描かれていないけど・・・
それはユリちゃんが化粧や身なりに構わない人ってことであり、ちゃんとお化粧して、それなりの服でも着れば、年齢より若く見える可愛い人・・・とイメージして私は読みましたので、永作ちゃんでよろしかろう・・・と、私は感じました。

映画では旦那さんの猪熊さんの存在を知らせず、猪熊さんが在宅の自分の家へオレを連れていっちゃうような、原作よりもっと頓着しないユリちゃんに描かれているようなので、原作より芯の太いイメージも欲しかったのかもしれないですね。

私も映画化されたものの原作を読んだら、それだけでよくなっっちゃって、あまり映画は観に行かないことが多いかな。
経験的に、原作を越える映画化は少ないように感じてまして・・・。
全くその意味がわからない設定変更や登場人物の追加とか、ありますから。。。

女性著者は男の一人称で描いたこの『人のセックスを笑うな』って、男と女が様々語り合うのに適した一冊・・・かもしれないですよね(⌒_⌒)
2008/03/03 12:32  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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