2017 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 11
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
A Short Story ~ 出会いの時・・・
- 2008/06/05(Thu) -

                  086-1.jpg

                男と女、初めての出会いの時・・・

彼女は時々、私が思ってもいないことを唐突に言い出す。
今日もそうだ。
天気が良くて気持ちいいからと、咲いた色々な花を眺めながら公園を散歩している時に唐突に聞いてきた。


「ねぇ。。。私達がはじめて会った時の事・・・憶えてる?」

「また突然に~!なんで?」

「憶えているかな~と思って」

「そりゃ、憶えているけど・・・

「どんなことを?」

「ん~~~ 胸の開いた服着てきたこと!」

「なんなのそれ。。。そんなことしか憶えてないわけ?」

「だって、座って喋っていても胸の谷間がチラリと見えそうな服だったし・・・やっぱり気になるだろ。男としては。。。」

「その割には見なかったよね」

「見なかったっけ?」

「うん。見なかった。この人、話すときは顔から下に視線を下げないな、って思ったから」

よく憶えている。
9月になっても夏が延長戦をやっていたようで、まだまだ暑い日の夜だった。
彼女の着ていた服は胸元のVが結構切れ込んでいて・・・いきなり ドキッ とした。
ただ・・・向かい合って話している最中、意識しているだけに視線は下げられなかった。
顔に視線を向けて、そこから下げなくても・・・視界の中には胸元も入っているわけで、意識するかこそ視線を下げられなかったのかもしれないが・・・。

「なんだ。。。ちゃんとこちらの視線の動きを見てたんだぁ。。。あの服を着てきたのは、一種の試験か?エロイ奴かどうか確かめるためとか?」

「そうじゃないけど・・・。胸元が開いてなくても見る人は見るし、女はそういうエロッチィ視線はわかるの! それだけに、この人、視線を全然下げない、って、すごく印象的だったの」

「それって好印象?」

「結構好印象かな」

「やったじゃん!偉いな俺って!  でも・・・最初はそうだったのに・・・実はエロッチィ奴だった・・・とか言うわけ?」

「それはそれでいいの!」

と、彼女は可笑しそうに笑いながら・・・半歩先行く私の靴のかかとに狙いをすまして コンッ と軽くキックを入れた。

「だけど、結果としてそれも試験みたいなことになっていたのかもしれない・・・・・。でも、それははじめて二人だけで会った時のことでしょ? ホントに初めて会った時のこと・・・覚えてる?」

「あ~飲み会ね。。。合コンみたいな飲み会だったけど・・・」

「そうそう、たまたま誘われて行ったんだ。で・・・私達が初めて会った・・・と」

「そうそう、そう言ってたな。なんだか最初の店から妙に話しが合って、2件目の店でもずっと喋ってたな~」

「だよね。。。初対面なのになんだかよく喋ったよね~」

「だよな。。。だから・・・こいつ、なんか面白そう。もっと話してみたいと思ったから、二人で会おうって誘ったんだし。。。話してみたら、ひょっとして、自分と合う、合わないがわかりかも・・・って思ったし」

「そうなの? 私は、初対面である程度わかる・・・かな。予感とかじゃないけど、わかることがあるの。。。」

「なに?それ? なんか感じるわけ?」

「感じるっていうのかな~??? ん~~~ 初めて男の人に会うとね・・・まず・・・この人とは絶対にKKiss出来ない・・・と、思える人がいるわけ。。。そしたら、その人とは二人では会おうと思わないから、今までに最初にそう思った人とつき合ったことないし。。。」

「なんだそれ~? 初対面の男と話しながらそんなこと考えるわけ~?」

「違う。違う。考えるんじゃなくて・・・自然にそう思えるんだから・・・やっぱり・・・感じるのかな~?」

「へぇ~ そんなこと感じるんだ~」

「でね。。。Kissしたくないと思わなかった人の中で、二人で会う機会があった人とは・・・今度はKissしてもいいかな・・・って考えたりとか・・・ってなるわけよ」

「じゃぁ、俺は、最初会ったときに Kissしたくない男 には分類されずに済んだわけだ」

「よかったわね~」

なんて言いながら、私の顔を覗き込むようにして、また可笑しそうに彼女は笑った。

「で、二人だけで会った時に・・・Kissしたい! って思ったわけだ!そうか!そうか!」

「まだ・・・まだ・・・そこまでは言ってない!」

と、言いつつ・・・彼女は、笑いながら身体を軽くぶつけて、私を公園の歩道の脇に弾こうとした。
私は、彼女の身体を少し押し返しながら聞いた。

「でも・・・なんで突然そんな最初に会った時ことを思い出したわけ?」

「さっきカップルとすれ違ったでしょ? あの二人、なんだかまだつき合いはじめって感じだったから・・・なんとなく思い出して。。。」

「ふぅ~ん。。。変な風に想像をめぐらせる奴だなぁ~」

と、そう言いながら、なんだか楽しそうに微笑んでいる彼女の横顔を見見やった。
       Kissしたいな・・・。 突然そう思った。。。



                  086-2.jpg

  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

かつて、二人ほどの女性から“最初に会った時に Kissしたくない人、してもいい人”って感じてしまうという類のことを聞いたことがある。
二人とも、Kissしたくないと思った男とはつき合えないと同じようなことを言った。
で、“そういうことを言う女がいるんだよ”と話したら、これまた複数の女性が“わかる!わかる!”ってリアクションを。。。
どうも頭で考えるとかってことよりも・・・どうやら生理的な感覚がそう思わせるらしいのだが・・・男の私的には未だによくわからない女性感性の領域のようで・・・(汗)

いずれにせよ・・・男性より女性の方が、初対面の異性に対して一定距離から内に入れても良い、入れたくない・・・って違いを明確に査定しているような気がしてならない。
まぁ・・・私の場合、基本的に “来る者概ね拒まず。去る者深追いせず。”ってスタンス(あくまで基本)だから・・・一定距離から入ってきていただいても “Welcome!”なのではあるが・・・(笑)

尚、私自身の名誉のために一言付け加えておくと・・・“胸元に視線を落とさなかった”ってことも、実際に複数の女性から言われたことがある。
ちょっと偉い???(笑)


**この記事に何か感じるところがございましたらKissの代わりにクリックいただければ幸いです(笑)**

               ブログランキング・にほんブログ村へ  





スポンサーサイト
この記事のURL | Short Story | CM(6) | TB(0) | ▲ top
<<21枚葉のクローバー発見! | メイン | 命を賭けて動物のために闘った人々の話>>
コメント
- 紳士なSeionさんへ -

ちょっと酔っ払いで~す。
ジンちょっとでぐるぐるです。
少し強くなりたいなと・・・

私の初対面異性領域は狭いです。
主人の友人たちがよく飲みに来るけれど
微妙に私の相手に対する接し方が違ったりします。
合う人とは主人がダウンしていても朝まで話していられるけれど
ダメな人だとっとと退席してしまいます。

そうそう、視線はすぐわかりますよ。
それも見極めの基準(笑)

2008/06/06 21:26  | URL | モカ #-[ 編集] |  ▲ top

- モカさんへ -

酔ったモカさん・・・きっと可愛いんだろうと・・・(想像中・・・笑)

私がつき合った女性も・・・
初対面の男性に対して好感を持ったか否かが、
とてもわかりやすい人が多かったかな(笑)

やっぱ。。。
目線の動きも見極め基準になるんだ。。。
これからも気をつけようっと!( ̄ー ̄)b
2008/06/06 23:16  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- 男は眺めるもの? -

私は、遠くで「イケメン」と騒いで見てるのが好き(笑)

お話しする機会があれば・・・喜んで。
気持ちはある。気持ちが大切だよね。

今までどうやって判断してきたんだろう?
気がついたら10代の頃から・・・主人が横にいた(泣)


2008/06/07 00:43  | URL | Lei Lei #-[ 編集] |  ▲ top

- Lei Leiさんへ -

イケメン・・・お好きですな~ (*^m^*)

おぉ。。。
ご主人とは10代の頃に知り合って?
って・・・もう人生の半分以上一緒にってこと???
すごい・・・。
尊敬してしまいます。。。
これからも・・・(^^(‐^ηラブラブで~!

城山さんご夫婦のように固い絆のご夫婦で!(⌒_⌒)
2008/06/07 02:19  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- うふふ・・ -

彼女さんの感覚、分かりますよ~
私の場合は、kissではなくて・・・手を繋げるか・・・
なのですが(笑)

初めて一緒に飲んだ帰り道、
手を繋いで帰ったのが・・・・・(●^-^●)

女心って微妙なものです(笑)
2008/06/07 21:28  | URL | 月子 #frUh5rcM[ 編集] |  ▲ top

- 月子さんへ -

ほぉ。。。
手を繋げるか・・・なんですね。。。
それもなんとなくわかりますね。

繋いだ手と手で・・・伝わる気持ち。。。

それに初めて一緒にお酒を飲むとき・・・
どんな雰囲気になるかも結構大きいですよね!
もっと、もっと一緒に飲んでいたって気持ちになれれば・・・(⌒_⌒)

男にとって・・・女心はいつまで経っても謎だらけ・・・(⌒▽⌒;
2008/06/07 22:26  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://hananosakuoto.blog52.fc2.com/tb.php/106-59bcc636
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。