FC2ブログ
2018 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2018 11
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
白洲正子さんの好んだ京都を読む
- 2010/09/17(Fri) -
                         (Please click this photograph)
                 913-1.jpg

                  このような野にお咲く花を白洲正子さんも愛でたか・・・?
 白洲正子さんが生前著した著書の中の文章や白洲次郎・正子夫妻の長女である牧山桂子さんはじめ正子さんと親交のあった人々が語る言で構成された 白洲正子の愛した京都 を浮き彫りにしていく一冊だ。

 本書カバーの内側に本書についてのきわめてわかり易い解説文がある・・・

 「能に親しみ、古寺を巡り、かくれ里に分け入って、日本の美と日本人の魂に迫った白洲正子さん。白洲さんほど、日本文化の要、京都を愛したひとはいないだろう。幼い頃から母親に連れられて歩いた山河や里。出会った風景、ほとけさま。惚れ込んだ手仕事。通い詰めた味…。白洲さんが好んだ京都は、いわゆる観光情報誌で紹介される場とは、かなり異なるだろう。しかしわたしたちは、“本物への厳しい眼”が選び抜いた、“本物の京都”をここに見ることができる。 」


 まさに・・・まさに。。。 数多有る京都のガイドブックでは紹介されても有名観光地の陰に隠れてしまいそうな・・・そんな場所を、そんな道を白洲正子さんは歩き、愛した。。。


             913-2.jpg

                               『白洲正子と歩く京都』


 私も京都は昔から好きで・・・高校生時代から旅している。 高校2年から3年になる春休みには、京都市内のユースの予約がとれなかったので、1週間大津のユースに泊まって毎朝京都に通勤(笑)したこともある。 その後も京都を度々訪れ・・・酒を嗜むようになってからは、夜の木屋町や先斗町辺りを千鳥足で歩く楽しみも覚えた。。。
 が・・・近年は京都より奈良の方に興味を惹かれるようになっていた。。。

 で、この本だ。 読んでみて・・・私などが知らない京都が様々紹介されていて・・・とても興味深く読んだ。 読みながら・・・ぜひ自分も訪れてみたいと思う地が多々で・・・。


     913-3.jpg


 好奇心をくすぐられることの多い本で・・・私の本の読み方の特徴である 気になった箇所には付箋を! で・・・上(↑)の写真のようになってしまったページも何箇所かあって。。。(汗)

 以前にも白洲正子さんの本を読んだことがある、古寺巡りや観音巡礼などについて書かれた箇所はとても興味深く読んでいけるのだが・・・美術品や骨董について書かれた箇所では、あまりに私の知識が無さ過ぎて・・・正子さんが述べていることについていけず。。。 自らの知識の浅さと狭さを思い知らされるような気持ちにもなったものだ・・・。
 だが、その点本書は良い! あまり深入りせずに白洲正子さんが愛した京都についてのエッセンスをとてもわかりやすく読ませてくれる。 掲載されている写真が多いのも読み手にはわかりやすくてありがたい。


             913-4.jpg


 白洲正子さんが好んで歩いた京都の地。。。 私も何年かけても良いから、やがては自分の足で歩いてみたいと思う。

 正子さんは自分の足で歩くことに意味を見出していたように思う。 本書にこんな記述がある。

 
 「車も道を通るには違いないが、それは別の次元のことで、みちというより道路やハイゥエイと呼んだ方がふさわしい。あくまでみちは歩く所であり、踏みしめるものであって、走って通ったのでは意味がなくなる」


 もともとは人が歩くところが みち となった 道 本来の意味合いについて考えさせられる一文だ。 やっぱり・・・歩かなきゃね。。。 老いは足からとも言われるし。。。(汗)

 また、お寺を巡って、その場に身を置くことと、信仰心についてもとても明快にこう述べている。


 「信仰もないのに観音さんを拝んでまわったりしていいのかしらと思って、観音巡礼に関する本を色々読んでみたんだけど、ただ歩けばいいんだと書いてあるのよ、信仰がなくてもいいと。それで実際に歩いてみると信仰というのは後からついてくるもので、先にあるものじゃないってことがわかった。もし先にあったらそれは観念なのよ。」



 と。。。 思わず目から鱗な・・・潔いとも感じられる文章だと思う。 そりゃそうだよね。 信仰の有無にとらわれてしまって美しかったり心動かされるモノを観、そんな場所に身を置く機会を見送ってしまうのはいかにも惜しい。。。


 ありきたりの京都のガイドブックには決して書かれていないっであろう白洲正子の愛した京都。。。 この本は、ずっと手元に置いて機会があれば正子さんの歩いた地を私も歩こうと思う。。。

 
     913-5.jpg


            **この記事に何か感じるところがございましたらクリックいただければ幸いです**

                           ブログランキング・にほんブログ村へ  
スポンサーサイト
この記事のURL | | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<秋の雪の如くに・・・咲く? | メイン | 日没間際に見つけた好きな花>>
コメント
- 今晩は -

あらっ、いい本をご紹介していただきありがとうさん!、
今度の京都はこの本を買って歩いてみまひょ、
日本では結構歩くし、温泉とかも入る機会が多いので、
健康優良児?(婆)の生活なんですよー・・・笑、

2010/09/18 04:04  | URL | ヘルブラウ #pDmV/urE[ 編集] |  ▲ top

- ヘルブラウさんへ -

おっと・・・白洲正子さんの感性のエッセンスを感じられるこの本・・・ヘルさんにお感性を共振させそうな雰囲気なのでしょうか?
健康優良レディーなヘルさんも白洲正子さんの愛した京都の地を歩かれるを楽しまれたく!!!(⌒_⌒)
2010/09/18 23:21  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://hananosakuoto.blog52.fc2.com/tb.php/1059-4ae22fa1
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。