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読む者のSEX観を試される(?)一冊
- 2010/09/08(Wed) -
                        (Please click this photograph)
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                             宵闇を背景にした槿

 この本に収められた短編集・・・どれもいやらしい。。。 いやらしくはあるが・・・決して猥雑ではない。 「美丘」のような激しくも美しい恋愛小説を書く著者の文章は、いやらしさを読むものに押し付けるようなどぎつさはない。 だが、確実に読む者をエロティックな世界へと誘ってくれる。 そして・・・自らの「SEX」について考える機会を与えてくれる。


             901-2.jpg

                      『SEX ~ 好きな人とたくさん ~』 石田衣良 著

                   (ここ↑をクリックで著者が本書について語る動画が見られる)



 私の身近な友人でお酒を飲めない人がいる。 コップ1杯のビールで顔は真っ赤・・・それで限界だ。 だが、酒席は好きなのだ。 私をはじめ酔奴に混じって議論したり、大笑いしたりと盛り上がる席に身を置くのが好きなのだ。 その彼がある時 ポツリ と言ったことがある “飲んでいるみんなを見ていると・・・酒を飲めないことが人生の1/3を損しているような気になるよ” と。。。 やはり酔って盛り上がっていく仲間たちの勢いに乗り切れない時があると・・・そう語った。

 それとは違うだろうが・・・SEXを楽しめないのは・・・人生の1/3を損しているように思えたりもする。 もちろんここでそう私が述べるSEXは・・・単純な挿入行為をのみを指すのではない。 そして・・・例え話しを夫婦に求めるなら “夫婦だからたまにはしないと・・・” などというどこか義務的な心理が行為の源となるようなSEXを・・・SEXを楽しんでいる・・・とは見なさない。。。 という観点で考えて・・・人生の1/3を損しているという私見だ。

 本書の著者、石田衣良は私と同世代の人だ。 『SEX』 という書名と共に 「好きな人とたくさん」 という副題にも相当の思い入れがあるという。。。 その通りに、かなり濃厚で赤裸々なSEX描写を丹念にと言っても過言ではないように書き綴っている。 が、先に述べたように決して猥雑ではない。 それは・・・SEXが単に 体と体の触れ合い ではなく・・・それはもう体を重ねる二人それぞれ固有の 心と心の触れ合い でもあるという観点がキッチリと伝わってくることも大きな理由だろう。
 実に様々なSEXが物語として語られる。 中には私にもその内容が受け付けられないものはあった。 本書は、読む者のSEX観によって様々な捉え方が出来るように思う。 端的に言ってしまえば・・・SEXについて猥雑な観点が強い人は・・・文字で表現されているSEX描写に引きずられてしまうような気がする。。。 
 では、私はどうだ? と、調子にのって語りすぎれば、私のSEX観をいたずらに披露してしまうことになるし、それはあまりに恥ずかしい(笑)ので・・・詳しく述べるのは細心の注意をはらって避けるが。。。(笑)

 ひとつ言えるのは・・・私自身は 「SEXを楽しむ」 ということからの卒業は可能な限り遅くしたいし・・・そのためには 「オープンスケベ」 であり続けたいと思っている。
 心を寄せ合える人とのSEXを楽しむために・・・SEXに関して出来るだけオープンに、時には大笑い、忍び笑いし合いながらSEXについて面と向かい合って話していきたいと思っている。 それは、カフェでお茶を飲んでいるときでも、手を繋いで散歩しているときでも、ドライブの車中でも・・・もちろんベッドの中でも・・・それはもうどこでも良いと思っている。
 もちろん、自分のSEXについての考え方や嗜好を話すわけだから・・・相手は誰でも良いというわけではない。 信頼出来るパートナーとしてしっかりと認識が出来れば出来るほど・・・SEXについてもしっかり、じっくりと話していきたい・・・そう思っている。
 そんな風に語らいたい・・・そう考えた時に、本書を二人とも読んで、感想から入って様々話しを広げていくってのも良いのではないか・・・そう思う。


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 Amazonの本書の紹介ページに著者が本書について語っている動画がある。 なかなか興味深い動画だと思って見た。 その中で・・・著者自身は 「夜歩く」 と 「純花」(←この話しには薄っすら涙腺緩みすらした) が気に入っていると述べている。 ちょっと驚いた。 私が好ましく感じた語しは三篇あり・・・他のもう一篇を含めてその両篇とも惹かれるところ有りな話しだったから・・・。


 宵闇の中で咲く槿・・・なにも直接SEXと関連するわけではもちろんない。 のではあるが・・・白い花弁の花芯だけが紅い槿の花・・・昼間撮るのとは違ってストロボの光を反射して妖しく光る花芯の紅色は・・・なにやら淫靡な連想を誘うような。。。

 本書が写った写真は・・・私が読んでもらいたいと思って手渡した本を撮ってもらったものだ。。。 赤い花(針山を連想させるからピンクッションって名前なんだよ・・・そう教えてもらった)と二匹の蝶をあしらってお洒落に撮ってくれた。 何故私がその人にこの本を渡したのか・・・それがなにやら淫靡な連想を誘うことがあったとしても(そんなことないか・・・?)・・・それはまた別のお話し・・・なのである。(笑)


             901-4.jpg

 

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