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城下町・・・アート観て歩き
- 2010/08/22(Sun) -
                          (Please click this photograph)
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                          障子を背景に咲く「願」の花々
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 西尾市で古い家屋や商店、お寺や公園といった場所を舞台にして、その場所の雰囲気を活かしたアート作品を
展示するという 「紙一重」 というイベントが始まったとの事を知り・・・土曜の夕方に急遽、行ってみた。

 現地で手に入れたマップを見ると・・・アート作品展示場所は24箇所もあり、時間的にとても全部は回りきれないと覚悟しつつも・・・とにかく歩き始めた。。。


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 このような静かな住宅街の路地も歩いて行く・・・散歩気分にちょうどいい感じだ。。。


 まず、何度か来たことがある尚古荘という古い建物を保存展示している施設に向う。 そこの管理人さんのようなおじさんに “紙一重の作品は何処でしょうか?” と訪ねれば・・・おじさん、やや戸惑い気味に庭の奥に案内してくれながら “学生達が瓦を立てたりしたのがそうなんですが・・・あれで出来上がりなのか・・・私にはさっぱりわからなくて。。。” と。。。 おじさんの真剣な戸惑いが伝わってきて思わず噴出しそうになるのをなんとかこらえた。。。(笑)


            <尚古荘の瓦のアート> (看板が無かったので作者・作品名がわかんなかった・・・)


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 うぅむ。。。 管理人のおじさんでなくとも・・・どうもよくわからない。(笑) なにかに見立てて瓦を使って表現しているのであろうが・・・私も一つ瓦を持ち込んで庭の何処かに立てても良いような。。。 って、作者に対してそんな失礼な事はしてはなりませぬ。。。


 尚古荘後にして、住宅街を歩いて行く。。。 地方役所跡だという古い建物が二つのアートの展示場所になっている。


                          <地方役所跡×中村友香里 「願」>

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 作者の中村さんが古い室内に座っていて・・・作者直々に作品の紹介をしてもらった。 クレパスやクレヨンでこれらの花々は描かれたそうだ。 “主にサクラクレパスとか使って描きました” と彼女は言った。 “クレヨンやクレパスでよくこんな色の深みとグラデーションが出ますね” と私が問えば “何度も色を塗り重ねて描くんですよ” と教えてくれた。  障子を背景にした花々・・・時折吹く風に薄い布が揺れ・・・花々も揺れる様はちょっと幻想的な光景だった。。。


 同じ地方役所跡の別室には、まったく風合の違うアートが展示されていた。。。


                       <地方役所跡×丸山直人 「Drawing」>

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 土間のコンクリートやレジ袋に描かれた落書き調な絵もアートなのだ。 私もちょっと落書きに参加させていただきたくなるような・・・。(笑)


 さらに歩いて行くと・・・一見するとなんでもない空き地に見えてしまう場所にもアート作品が存在していた。


                  <旧西尾銀行跡×原田正典 「それが何かもわからぬまま」>

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 手ひねりで作ったかわらけのようなあったかな雰囲気の陶器を・・・もともとそこに生えている植物に沿って並べたような作品・・・なんだかほんわかするような光景で私的には好ましかった。。。 できればこの陶器に行灯の油でも注いで夕暮れ時に火をを灯したらいい雰囲気だろうな~と勝手に思ったりした。。。


 さらに路地の奥へ進んでいって・・・大正時代に建てられたという古い民家の二階にアート作品がある。。。 もう展示時間の5時を過ぎていて片付けをしていた作者の佐野さんが “どうぞ、どうぞ” と快く二階へと案内してくれた。。。 ちょっと怖いような真っ暗な階段を登ると・・・いかにも建物の歴史を感じさせる廊下が。。。


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 その廊下の一番奥の部屋に作品は展示されている。。。


                          
                         <ゑびす亭×佐野稔 「sampling」>


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 作者の佐野さん曰く “この家は物置のようになっていたんですが、持ち主の方が家の手入れをしていらっしゃるからもっているんでしょうね” とのことだ。。。 確かに・・・たまには空気の入れ替えや風を通さないでこれだけ古い家が持つはずは無い。。。 “この家にあったモノをラッピングして吊るしてみました” と、佐野さん。。。 西日に照らされた電球玉・・・綺麗だな。。。と思った。


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 唯法寺というお寺だ。。。 このお寺の塀沿いの小道・・・なかなかいい雰囲気だな・・・そう思った。 実は、このお寺の本堂を使ってアート4作品が展示されているのだ。 お寺の本堂に上がらせていただいた。


                   <唯法寺×西尾文化協会 江本幸二「真理の輪Ⅰ」>


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                       <唯法寺×西尾文化協会 大河内正敏「牛」>

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                       <唯法寺×西尾文化協会 神谷健司「お出かけ」>

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                     <唯法寺×西尾文化協会 榊原達行「風神・雷神」>

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 お寺の本堂の畳の上を小さいとはいえ・・・牛が行進しているのにはちょっと驚いた。(笑)  でもこのようにお寺をイベントに開放する事は好ましいように思われた。 もっと多くのお寺がアート展示の会場として参加していたら一層良かったのに・・・そう思った。。。


 瓦と百日紅の花・・・似合うなぁ。。。 そう思って眺めた民家に近くに再現された足軽長屋があり、そこもアートの展示場所となっていた。


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     <足軽長屋×久常未智 残念ながら・・・すでに作品展示の看板が片付けられていたので作品名・・・わからず。。。>

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 すでに閉められていたのだが・・・偶然にも女性の作者が戻ってきた。。。 “観に来ていただける方がいらっしゃるので・・・” ということで運良く私も観させてもらった。 その女性作者の説明では、出来るだけ昔の建て方で再現されたこの足軽長屋を使って・・・昔のお城の屋根に乗っていた鯱とその女性作者が作った鯱とを競演させたとのこと。。。 照明の加減といい、独特の雰囲気が漂う空間になっているように思えた。。。 せっかく丁寧に説明していただいたのに作品名をお聞きするのを失念して・・・作者の久常さんに申し訳なく。。。(汗)


 そして・・・これまた古い民家を舞台に独特な空間を創り出したアートがあった。。。


                         <三徳屋別宅×大川友希 「時間の森」>

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 紅い紐を使ったことは絶妙だと思う。。。 日本家屋と紅色ってとても似合うと思う。。。 こうして紅色の紐を多用したことでおそらくは普段はもうあまり使われていないこの古い家の中に 艶っぽさ が甦ったような感じすらすると思ってこの雰囲気のある空間を眺めていた。。。
 作者の大川さん・・・展示終了で建てつけが悪くなった硝子戸を閉めるのに四苦八苦。。。 女性の力では難しいかな~と思い、外から手伝おうと思ったが・・・外からではかなり破損状態の激しい格子を壊してしまいそうで手出し出来ず。。。 躊躇しているうちになんとか硝子戸は閉まった。。。 お見事でした。(笑)


 路地を歩いていると・・・こんなすました猫にも出合った。。。


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 これは 「紙一重」 のアート作品では・・・ない。(笑) 路地から見える何方かのお宅の庭先の光景だ。 よほど猫がお好きなのだろう・・・なにげに後方に黒猫の姿も見られる。。。


 歩きながらアート作品を観る。。。 その時間、2時間余り・・・それだけの時間ではやはり全部の作品は眺められなかった。 が、城下町の古い街の風情を残す界隈を歩きながらのアート見学はなかなか楽しかった。 これは嫌味ではなく・・・マップや看板がそれほど懇切丁寧ではないので・・・アートの展示場所を 「探し歩く」 ような気分にもなれて面白かったりした。 事実、私は展示会場と間違えて手造りの鞄を作っていらっしゃるお宅に飛び込んでしまい・・・そのお宅の女性に隣接する展示会場まで親切に案内してもらったりした。。。 そんな偶然でその街の人と会話できるのも楽しいもんだし・・・。
 あまり大々的ではないぶんだけ、どこか ほっこり感 のある良い企画だと感じた。 もう少し時間があれば全部の展示会場を回って、作者の方とももっとお話ししたかった・・・そう思われた。
 が・・・一点だけ難点が。。。 これだけ残暑が厳しいと、エアコンなど入っていない古い建物の中はちょっとしたサウナ状態となっており・・・少し中に入っているだけの私ですら暑さで撮る集中力が持続できない会場も幾つかあり。。。 一日そこに居続ける作者の方々はさぞや大変だろうと。。。 
 この企画、もしこれからも続けるのなら、もっと涼しい時期に開催したらいかがだろうか・・・? 例えば中秋の名月の時期に開催し、満月の夜だけは 月見しながらの夜のアート鑑賞散歩 が出来たり、その夜だけは灯りを使ったイベントがあったりしたら・・・なかなかよろしかろう・・・そう思ったする。。。

 ともあれ・・・急遽思いついて行ってみたのだが・・・思ったよりずっと城下町の古い町並みの風情も感じられたし、各アートの作者との会話も楽しめた・・・そんないい時間を過ごすことができた。。。


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コメント
- 最近は・・・ -

各地域で 市町村や高校・ボランティア・有志主催の
さまざまなアートフェスティバルが開催されていますよね(^-^)
秋が多いようだけど この時期ってめずらしいかも?

>もっと多くのお寺がアート展示の会場として参加していたら一層良かったのに

↑ まさしく同感です(^0^)ノ”
でも中には神聖な本堂をこのようなイベントに使うのはいかがなものか・・などと
考えておられるご住職もいらっしゃるのかもですね(´へ`;)アヒャ..

確かに 中には (-ω-;)ウーン と思うようなのもあるけど(笑)
目を見張るような力作や ミニコンサートなどもあったりして
結構楽しめますよね(*^-^)b
2010/08/22 09:34  | URL | りん♪ #1QanCJFs[ 編集] |  ▲ top

- りん♪さんへ -

そういうボランタリーな雰囲気や手づくり感のあるイベントって・・・いいですよね。
なんだか親しみが感じられて いいなぁ と思います。(⌒_⌒)

地域に開かれたお寺って考え方・・・実は結構大切だと思うんですよね。。。
常設だと難しいでしょうが、こういう期間限定のイベントにはもっとお寺も参画してくると面白いのになぁ~と思うです。。。

様々なお味のアートを 見つけながら(?) 歩ける楽しい企画だと思いました。(^^)
2010/08/23 22:58  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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