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感性に老いはない・・・そう教えられた
- 2010/08/18(Wed) -
                         (Please click this photograph)
                 889-1.jpg

                   黄色い花の如く・・・元気をもらえる詩集に出会った

 黄色い花ってなんっでだか元気をもらえるような気がするよね。。。 それって理屈じゃなくて・・・黄色い色から感じる感性の部分でそんな気持ちになるのだろう。。。

 98歳の女性が出版した初の詩集・・・なんとその詩集にたくさんの元気をもらった。。。 元気をもらえたと感じられる源は・・・数々の詩から溢れる98歳という年齢を感じさせない柔らかく瑞々しくさえ感じられる感性・・・そこにあると思われる。


                     889-4.jpg

                             『くじけないで』 柴田トヨ 著


 一般の人が応募する産経新聞の「朝の詩」で詩が掲載されたことから注目を集めた98歳ののトヨさんの処女作だ。 90歳を過ぎてから詩を書き始めたトヨさん・・・その詩の作り方は・・・思いついた言葉をメモしておき、一人暮らしのトヨさんを一人息子の健一さんが訪れた時に一緒に朗読しながら詩にしていくという。。。


 亡きご主人やお母さんを忍ぶという詩があったりはするが・・・それらさえも決して追想に終始するような寂しい感じのものではなく・・・ほんのりまぁるい感じなのだ。 詩によっては可愛い感じだったり・・・クスリと笑いを誘うような詩があったりと・・・読んでいるとなにげにやんわりと元気づけられるような気のする詩集だ。。。


 例えば・・・訪問治療をしてくれる医師への気持ちを詠んだ・・・この詩。。。


                     先生に


                     私を 

                     おばあちゃん と
   
                     呼ばないで

                     「今日は何曜日?」

                     「9+9は幾つ?」

                     そんな バカな質問も

                     しないでほしい

                     「柴田さん

                     西条八十の詩は

                     好きですか?

                     小泉内閣を

                     どう思います?」

                     こんな質問なら

                     うれしいわ



     889-2.jpg


 なんとも不思議な感じだ。 98歳のおばあちゃんって・・・労わるべき対象かと思えたりするのだが・・・このトヨさんの詩集を読んでいると書名通り 「くじけないで」 と応援されているような気分になってしまうのだ。 元気ももらえるし・・・トヨさんの年齢に比べたら洟垂れ小僧のような私が何を諦めたり、達観できるというのだ・・・そう思わされてしまう。。。
 逆説的に言うのならば・・・感性の柔らかさを保てない人の中には98歳のトヨさんよりずっと若い人でも感性の老化がはるかに進んだ人はたくさんいるだろうと思われる。。。



                     秘密


                     私ね 死にたいって

                     思ったことが

                     何度もあったの

                     でも 詩を作り始めて
 
                     多くに人に励まされ

                     今はもう

                     泣きごとは言わない


                     九十八歳でも

                     恋はするのよ

                     夢だってみるの

                     雲にだって乗りたいわ 



 私は、この本の帯にあるように 「涙があふれてとまらない・・・」 というようなことはなかったのだが・・・読めば読むほどトヨさんが語りかけてくれるようにシンプルに綴られた言葉に癒され、励まされる。。。
 特に、本書の詩の後に記されている 「朝はかならずやってくる」 と題されたトヨさん自身によるトヨさんの人生の軌跡を読んだ後に詩を読み返すと・・・これがまた ジンワリ。。。 とくる。。。

 この詩集を読んで・・・感性の老いは年齢に比例するものではないと確信した。 私もいつまでも好奇心を持ち続け・・・様々なことに心遊ばせる機会を持ち・・・心のアンチエイジングを意識し続け・・・柔らかい感性を持ち続けていたいものだと改めてそう思った。。。
 そのためには 「いつか・・・」 などと言っていてはいけないのだ。。。 興味のあること楽しげな事にはどんどん飛びついていかないと・・・。 今から感性の柔らかさを保っていくことを心がけずに・・・10年後に突然思い立ってもそうそう上手くはいくまい。 「今現在」 の過ごし方、心持ちが10年後、20年後に連なっていく事は確かなのだから。。。

 トヨさんにはますますお元気に・・・第二集、第三集の詩集を出版していってもらいたい・・・そう願って止まない。


     889-3.jpg


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コメント
- -

可愛いおばあちゃんのようで、
歳をとるのもそうわるいものではないと
想えそうでいいですねっ!
2010/08/19 05:30  | URL | ヘルブラウ #pDmV/urE[ 編集] |  ▲ top

- ヘルブラウさんへ -

柴田トヨさんのこの詩集を読んで・・・
歳を重ねること=感性の老化 と簡単に思ってはいけないと思いました。
私も・・・かわいいおじいちゃんを目指そうかと!(笑)
2010/08/19 20:25  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top

- はじめまして -

素敵な詩集ご紹介いただいて
さっそく読んでみたいです。

先日【野の草】大槻敦子さん(90)の川柳集にふれ
感性は年齢ではないと感銘を受けたところでした.
(残念なことに今年お亡くなりに)
【凡人を詩人にさせる秋の風】
【ヘルパーが来るから少し片付ける】

感性のやわらかさに対してのエールをいただきました。ありがとうございます。
2010/08/22 17:31  | URL | ニューウェーブ #hsC.TtQU[ 編集] |  ▲ top

- ニューウェーブさんへ -

はじめましてです。(⌒_⌒)
私んところにお越しいただき、コメントお寄せいただけて嬉しいです♪ 感謝です!

【凡人を詩人にさせる秋の風】【ヘルパーが来るから少し片付ける】 ・・・ 大槻さんの川柳・・・なんとなく柴田トヨさんの生活に密着した詩の世界に共通するような感じがします!!!

私もまだまだこれからも感性を硬化させずに柔らかく磨いていけたら・・・と、そう思っています。

私もニューウェーブさんとこに遊びにいかせて頂きますね! 
2010/08/23 23:04  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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