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睡蓮
- 2010/07/22(Thu) -
                          (Please click this photograph)
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                            水に住む妖精の化身か?


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 今年はじめてまともに睡蓮が咲いている姿に出会った。 今年は睡蓮や蓮の花の咲いている姿に縁が無いかとやや諦めかけていたので・・・嬉しい出逢いだった。。。


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 睡蓮・・・昔から人々を魅了してきた花のようで・・・世界各地の様々な伝説や伝承話しに登場している。
 中でも私がなんとなく心惹かれるのはドイツでは睡蓮が水辺に住まう妖精の化身だとして語られる話しだ。 それは・・・水辺に住む妖精たちが自分たちに良からぬ行いをしそうな人間が近づいてくると、睡蓮にその姿を変えて身を守ると言われているという伝説だ。 しかも、睡蓮に姿を変えた妖精には護衛がいるというのだ。 妖精が変身した睡蓮なのだから、その花はさぞや美しいに違いなく・・・その花に魅了されて手折ろうとする者があれば、睡蓮の下の水の中に潜んでいる魔物が手折ろうとする者に害を及ぼすと言われてもいるらしい。。。 睡蓮と言う花の持つどこか神秘的な佇まいに相応しい伝説だと思う。。。


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 残念ながら私は、睡蓮の咲いている水辺で妖精の姿を見かけたことがない。。。 ってことは・・・私なんぞは水辺の妖精たちには自分たちに害を及ぼす輩だと思われているのかも知れず・・・。 そうであるならば・・・今後どんなに心惹かれる睡蓮の花に出会ったとしても、その花を手折ってお持ち帰りしようなどと邪心を起こすのはやめよう。。。 水の中から飛び出してきた魔物に食われたり水の中に引きずり込まれたら・・・怖いから。。。(笑)


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 昨日の新聞に、かつて記事で著書(- 2009/01/16(Fri) -優しく、易しく・・・人生を、仏教を語る一冊)を紹介したこともある・・・ひろさちや氏のコラムが掲載されており・・・とても興味深く読んだ。 それはこういう内容だ・・・

 ある人が子供の頃、隣の家のおじいさんがもぎらずに残しておいた柿の木の天辺の柿の実をとって、おじいさんにひどく怒られた。 きっとそのおじいさんはその実を熟させて味わおうと思っていた柿だったのだろう。。。 そう話すその人の言を聞いていたひろさん・・・それは違うだろうと思ったのだ。 きっと・・・それは禅僧が自分の食べるご飯を一箸分とっておいて食後にそれを屋外の鳥に生飯(きはん)として供するのと同じで・・・その柿の木にやってくる鳥のために残しておいた柿であろうし・・・だからこそひどく怒ったのではないか・・・そう思ったそうだ。 かつての日本人は、この世に生きているのは自分たちだけではないという考えを持っていたからそういう行いも自然に出来た。 人間が自然をも取り仕切っていると考えるのはキリスト教的な考え方であり、そういう考え方に戦後の日本人も染まっていくことになる。 が、キリスト教徒は自分たちが神から与えられた自然の仕切りに失敗でもしようものなら、神に対して申し訳ないという考え方が行動を抑制することにも規制することにもなるが・・・そういう深い信仰心を持たないままに西欧風の考え方で突っ走ってきた日本人はどうだ? それが最も困る存在になってはいないか・・・そういうひろさんの危惧する心がよく伝わってくるコラムだった。

 
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 かつての日本人は、全てのものに神様が宿るとし・・・そうとは意識しなくてもきわめて神道的な考え方をしたものだ。 だからむやみやたらな乱開発はしなかったし、自然との共生意識は強かった。 モノも粗末にしなかった。。。
 ひろさが危惧するように・・・信仰心のバックボーン無しに、考え方のみ西洋化して突っ走ってきた日本人は・・・その結果の今の日本の有様はどうか・・・よくよく考えてみる必要があるのかもしれない。。。 ひろさんの文章を読んで考えること大であった。
 時々、人家の近くの雑木林などを歩いていると・・・誰がそうしたか、ミカンを半分に割った実が木の枝に刺してあったりする光景に出会うことがある。。。 そうやってその林にいる小鳥にミカンを差し入れようとする人のあるを知った瞬間・・・なんだか心が優しくなれたりする。。。 そう感じられる心がなによりまずは大切なんだと思うし、そんな光景に出会っても何も感じないような心の持ち主にはなりたくないし。。。 ましてや、意味無く自然や生き物に害を及ぼすような・・・害を及ぼされる側の自然や生き物にとって魔物のような人間になり果てることのないようにしたいものだ。。。


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 やはり・・・いくら妖精の化身のような美しい睡蓮に出会ったとしても・・・自らの欲望を満たすためにいたずらにその睡蓮の花を手折ったりするのはよそう。。。 睡蓮の花の下の水の中からまさか魔物は飛び出してはこないだろうが・・・魔物に攻撃されることよりも、自らの欲求のためだけに自然をないがしろにしていく結果・・・やがて受けることになるだろう自然からの報復の怖さは睡蓮の花の下に潜む魔物どころの騒ぎではなかろうと・・・思う。。。


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 ところで・・・この夏、睡蓮の花咲く姿・・・見た? なんとなく心洗われるような気持ちにさせてもらえるこの花をじっくり眺めるのも悪くないよ。。。 そう思うよ。。。


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コメント
- 水面鏡 -

西洋では睡蓮を手折ることが多いのでしょうかねー? 
水面に対となって映っている姿が印象的です。

光の加減でしょうか。。。 葉の色がツヤ消し?になっているような2枚の写真・・・その中で、睡蓮の花は際立って、落ち着いた色彩の中にピンクが浮かび上がって・・・きれい。。。
2010/08/15 21:15  | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集] |  ▲ top

- 待雪さんへ -

西洋では睡蓮が手折られやすいのかは知らないですが・・・
なんとなく手折ったりはし難い雰囲気の花ですよね。

睡蓮は水面の反射などを使って撮り易い花ですね。
それだけに様々な表情を見せてくれる花かな・・・そう思っています。
2010/08/16 22:04  | URL | Haru.Seion #-[ 編集] |  ▲ top


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