前回の記事で雨雫を花弁に残す蝋梅を紹介したが、同じ日の夕闇の中で山茶花も撮ってみた。
赤い山茶花の花に残る雨雫・・・蝋梅の黄色い花弁とはまた違った色合いの雫に見える。。。 蝋梅ほど香り立つわかではないが・・・山茶花もほのかに香る花だ。 蝋梅がやがて来る春を思わせるような 春の先駆けの香り を放っているとするならば・・・山茶花は厳しい寒さを耐え忍びながらも密やかに香る 冬の香り と言えようか。
山茶花って・・・実は元々日本古来種なんだね。。。 だから英語名は sasanqua と書いて ササンクア と読む。
古来から日本人は、花のない冬季に花を咲かせ・・・散った花弁が地を彩る・・・この山茶花の花を身近に植えて愛でてきたんだろうね。
赤い花弁に残った雨雫が綺羅と光る山茶花の花・・・雨に濡れ、心なしかそのほのかな香りが少し強まったように感じられた雨上がりの夕闇哉。。。
願わくば・・・雨雫のかすかな重みが花弁を散らすのを早めることのなきように・・・と、そう思ったりもした。
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