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Seion的琵琶湖の旅(前)
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- 2008/06/11(Wed) -
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滋賀県、というより琵琶湖に行ってきた。 日曜の早朝出発し、東名阪から新名神に・・・。 新名神はまだ新しくて、とても走りやすい。 知らないうちに、ついついスピードが出てしまう・・・(⌒▽⌒; 快適な高速ドライブをして草津田上で名神を降り、かねてから走りたいと思っていた琵琶湖沿いの「さざなみ街道」を、最初の目的地、近江八幡へと北上。 このさざなみ街道、左に緑地公園的に整備された琵琶湖岸、左手に田植えが終わって緑の稲が育ちつつある田園を眺めながら走れる、とても快適な道路だ。 “気持ちいいいなぁ〜”と思いながら走ることしばし・・・近江八幡宮に入った。 近江八幡では、まず、古くから近江商人の信仰を集めている日牟禮八幡宮を詣でる。 ![]() 旅に出た時、その旅先で地元の人々の信仰を集める神社などをまず参拝することが多い。 旅人として、その地に入らせていただいたことを報告し、旅の安全をお願いする意も込めて・・・。 神職の皆さんが朝の掃き掃除をしている時間の日牟禮八幡宮の境内は、凛とした空気が漂っていて、身が引き締まるような思いで参拝できた。 そして・・・近江八幡で是非したかった水郷めぐりの乗り場へと・・・。 この水郷めぐり、昭和50年代から始められたそうだが・・・現在は数社がそれぞれ船を運行している。 その中で、私が選んだところは・・・船頭さんによる昔ながらの手漕ぎの船を運航しているところ。 船外機の付いた船の運行をしているところもあり、確かに同じような時間内に遠くまで行けるのではあるが・・・やはり手漕ぎの“味”を体験してみたくて。 それに・・・これからの時代、化石燃料の消費を前提とした趣味・娯楽は反時代的(やがては、前時代的と言われるようになるかもしれないが・・・)でもあるし、ある意味格好悪いことだと思われて仕方ない、と思っているから。 ![]() 話しの面白い、“おじいちゃん”と呼びたくなるような船頭さんの漕ぐ和船は・・・手漕ぎ特有の心地良い揺れで葦の生い茂る細い水路や、時に開ける琵琶湖の内湖と呼ばれる開けた場所を進んでいく。 エンジン音の無い、静かな時間・・・とても心地良い。 しかし・・・船頭さんから深刻な話しも聞いた。。。 かつて、葦のはこの地域の主要な産業の一つだった。 しかし、中国などから安い葦が入るようになり、産業として成り立たなくなり、長い場所では水辺から300mも続く葦は放置されている所も多々。 葦は、新芽が育ちやすくなるためにも枯れたら焼いてやるのが良いとのこと。焼けばそれが土壌の肥やしにもなる。 また、葦が他の雑草に負けないように草刈もしてやる必要がある。 ところが・・・現在はなかなかそういう手入れが出来ない所が多く・・・船で巡っていても、確かに船頭さんの言うように勢いがなかったり、雑草に侵食されそうな葦の群生も目立った・・・。 ![]() 言うまでもなく、葦は淡水のとても有効な“自然のビオトープ” 船に乗っている間も・・・葦の中で子育てするカイツムリが可愛い子供を連れている姿が見られたり、カエルや小魚、時折葦から出てきて船と併走するように泳ぐ蛇など、多種多様な生き物を見たし、葦の中で“ガサゴソ”動く生き物の気配をとても濃厚に感じられた。 それだけではなく・・・水質の浄化にも役立ってくれている・・・いわば、“命と水の揺り篭”と言ってもいいような役割も担っている。 その葦の群生の危機は・・・実は、とても深刻なことなんだ・・・と、心に刻んだ。 船頭さんの漕ぐ“癒しの揺れ”と“楽しい話し”と“水辺の光景”を堪能出来た。 水郷めぐりの後は・・・また日牟禮八幡さんの近くに戻り、郷中の堀沿いのお店 「喜兵衛」さんへ昼食に。 江戸時代に建った商家造りの家をお店として使っている風情のある所。 お店に入ってすぐに感心すると共に、このお店にとても強い好感を抱くことになった。 お昼時で忙しい時間にもかかわらず・・・“予約した○○です”と名を告げると・・・“はい。○○さんですね”とすぐに応答。 “ちょっとお待ちください”は、無い。 そして、案内してくれた人にも「○○さん、ご案内を」と告げただけで・・・案内してくれた人も澱みなく、私達のために用意してくれた席へと通してくれる。 店の人全員が、どのお客を何処に通すか、ちゃんと心得ているからこそのスムースな対応にとても好感を覚えた。 しかも・・・とても品良く着物を着こなした女将さんが一席ごとのお客さんに挨拶に来てくれる。 私達には・・・“団体さんが来ていらっしゃるので、ザワザワされた中では失礼と思い、蔵の中にお席を用意させていただきました。狭いような感じですいません”と丁寧なご挨拶を・・・。 “とんでもない。個室感覚で特別に蔵の中に席を設けてもらって楽しいくらいですよ”と私 料理は・・・赤コンニャクや近江牛などこの地の郷土料理づくしで評判の喜兵衛膳 ![]() 中でも、コロコロとした感触とまったり感が良いい卵を抱えた鯉の煮付けはとても美味しかった。 上の画像の右端の画像で、私が・・・いかにその美味しい卵を優先して食べてしまったか・・・その浅ましい食べっぷりがおわかりいただけるかと・・・(笑) この喜兵衛さん・・・夜は1組限定の予約客のみという営業形態・・・。 いつか・・・夜も来てみたい。。。 お料理の美味しさももちろん、おもてなしの心が伝わってくる、とても素敵なお店だ。 喜兵衛さんでお腹も心も ほっこり させた後は・・・喜兵衛さんのまん前のお堀に下りて、お堀沿いをブラブラ散策。。。 これがまた、なんともいえない雰囲気がある。。。 ![]() ここでは、時代劇の撮影も多く行われるらしい。 私も1シーン思い出した! 着物姿が実に艶っぽくて好きな若村真由美さんが和船に揺られていたシーンは、絶対にここで撮られたはず!と、確信! (*^・^) 近江八幡の風情をしばし楽しんだ後は・・・街中から少し北にある水郷地帯の風車の公園へ。 ここは・・・アウトドア好きな仲間から“穴場!”と聞いていた場所。 なんと・・・30分500円でカヌーが借りられ、自分達の好きなように勝手気ままに漕ぎ遊び放題!カヌーを少しでもやる者にとっては、とても楽しい所。 案の定、“経験されている方のようですから、どうぞご自由に”ってなもんで、私達だけ2艇で水郷の中の内湖に漕ぎ出す。 インストラクター無し、漕ぐ範囲の指定など無し、の全くの自由! ![]() ↑写真の右端の青い艇がパドルを操る私の勇姿(?)です (〃∇〃) てれっ☆ 琵琶湖畔の風景を遠くに眺めながらゆっくり漕いでいくのは、実に心地良い。 ![]() 湖面に大きく張り出した木の下に隠れた・・・つもりだったのだが・・・すぐに見つかったり・・・(笑) 艇を並べ、パドルを持ち合ってユラユラ水に浮かんで、まったりしたり・・・移動中に仕入れた、近江八幡駅前のカネ吉本店の名物“近江牛コロッケ”にパクついたり・・・2時間近く水の上で遊んだ。 エンジン音も無く、風とパドルがたてる水音だけの静かで実にエコな遊びだと思う。 カヌーで遊んだ後は・・・冷たいものでも飲みながらクールダウンを・・・と、次に向かったのは、琵琶湖を一望に出来るテラス席で人気の「シャーレ水ヶ浜」というカフェ。 評判に違わず、テラス席からの琵琶湖の風景は素晴らしかった。 ![]() この店の隠れた楽しみは・・・店の下のプライベートビーチのような浜辺にいる餌付けされたアヒル君達。 人に慣れていて、人がすぐ側にいても平気で愛嬌のある姿を披露してくれる。 湖畔のカフェで憩った後は・・・再びさざなみ街道を一路北上し、時に琵琶湖の美しい景観を楽しみながら湖北のホテルを目指す。 今回の旅の宿は・・・“最もPホテル系列らしくないホテル”とも言われる湖畔のホテル。 私は・・・旅館でもホテルでも、個人的な旅で泊まる場合・・・概して大きな所には泊まりたいと思わない。 小さくてアットホームだったり、隠れ家的だったりする所を選びたがる(笑) 今回もそんなに大きなホテルではない所と・・・窓からのロケーションが良さげだってことで選んだ。 ![]() 思ったとおり、部屋からもレストランからも琵琶湖の眺めが素晴らしく・・・刻々と色が移ろっていく琵琶湖の夕景を楽しみながらの夕食を楽しめた。 夕食は、地元の食材を使った和食色の強い食事で・・・地酒を冷酒でいただきながら美味しく食した。 地元、安曇川産のコシヒカリのご飯がとても美味しくて、普段の朝食はパンのはずの旅の同行者ですら・・・“美味しいから”と、翌朝の朝食をご飯にし、しかもお代わりしていた(笑) 夕食後は・・・ログっぽい部屋でゆっくりとすべく・・・同行者が持参してくれた、私好みの辛口の白ワインと・・・移動中に道の駅で仕入れた地酒がすでに冷蔵庫の中で待機中! そんな風に Seion的琵琶湖の旅 の一日目の夜は更けていった・・・。 **この記事に何か感じるところがございましたらクリックいただければ幸いです** ![]() |
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